森山威男 スイングの核心

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  • サイズ A5判/ページ数 96p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784636911640
  • NDC分類 764.7
  • Cコード C0073

内容説明

フリージャズのドラム技法を完全解析!

目次

フリージャズと私
第1章 ドラミングと私の学生時代
第2章 激論、東大シンポジウム―一九七〇年代日本におけるフリージャズの創造
第3章 録音の技法
第4章 映像撮影のねらいと解説
第5章 森山威男研究を終えて
付録 森山威男の標準ドラムセット

著者等紹介

森山威男[モリヤマタケオ]
1945年生。東京藝術大学音楽学部器楽科卒業。初期山下洋輔トリオに在籍、特異なフリーフォームを完成させ3度のヨーロッパツアーで激賞を受ける。1975年、山下トリオ退団。1977年より森山威男カルテットなど、自己のバンドでフォービートジャズに回帰、日本国内はもとよりドイツ・イタリアでも演奏。2002年、第27回南里文雄賞、第35回ジャズ・ディスク大賞日本ジャズ賞、第56回文化芸術祭賞レコード部門優秀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Wataru Hoshii

2
本として出版されてはいるが、メインの内容は付属のDVDであり、本は補足説明に過ぎない。山下洋輔トリオのドラマーだった森山威男が、自ら編み出したフリージャズのドラム技法を丁寧に説明してくれている。東京藝大卒でクラシックの経験もあり、伝統的なジャズの奏法もマスターした森山のフリー奏法は、原理こそ極めてシンプルだが、非常に発展性がある。自分が演奏する上でも大いに参考になった。またフリーの演奏のコンセプトについても率直に語っており、山下や坂田明とのデュオでそれが確認できる。ジャズファンにはかなり面白いはず。2018/02/12

PapaShinya

0
フリーなのにスイング?スイングってアレか、爺たちが集まって吹いてて指揮者がいて、順番に立ち上がってソロみたいなことやって・・・と思った人は、この本のDVD見て欲しい。山下トリオと言えば、森山。ビートがないのに、グルーブ感がある。その森山が自分の秘密を全部バラすという。頭でやり方わかっても、なかなかできませんよ、コレは。案外、子どもなんかにコレ見せると、すぐに真似しちゃうかも。両手両足を別々に動かせる子は時々いる。すぐに普通の大人になってしまうが。科研費でこういう研究できるなんて、日本もいい時代になったな。2022/07/29

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