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内容説明
ローリング・ストーンズという世界最大のロックバンドを作り上げた男のスキャンダル、騒乱、狂気、そして才能の全貌。友人や家族、伝説的なミュージシャンたち、業界人、それに妻たちや何十人もの愛人たちへのインタビューにもとづく。
目次
第1章 「やつらにくたばれって言ってやりな」
第2章 成長するグリマーツインズ、ドアを隔てた別世界で
第3章 下品で、不潔で、無愛想で、ヘビースモーカーで、総じて不愉快なやつだが、才能はぴかいち
第4章 天使と悪魔
第5章 アンダー・ヒズ・サム
第6章 「黙れよ、キース。バカ言うなよ」
第7章 スティール・フィール、ヴードゥー、それから四〇〇〇人の女たち
第8章 とどめの一撃「アンジェリーナ、ミックだ。電話してくれ!」
第9章 守銭奴が泣くとき
第10章 ウィリアムとケイトと遊ぶ フランス大統領に嫉妬される ちっぽけなちんぽこの復讐
著者等紹介
アンダーセン,クリストファー[アンダーセン,クリストファー] [Andersen,Christopher]
『ニューヨーク・タイムズ』ベストセラー作家
岩木貴子[イワキタカコ]
早稲田大学文学部、ダブリン大学文学部卒業
小川公貴[オガワキミタカ]
麗澤大学外国語学部英語学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ZEPPELIN
6
ストーンズはそこまで好きではないが、ミック・ジャガーのステージ外のエピソードには大いに興味あり。ステージ上よりベッド上での方が忙しいだろうと思っていた通り、エリック・クラプトンの彼女を盗み、ジミー・ペイジの内縁の妻に手を出し、スティーヴン・タイラーと女性を奪い合う。特にクラプトンの被害は複数回。言葉は悪いが、同じ女性を何人のロックスターで使い回すのか!出てくるのがロック界のビッグネームばかりなので、読んでるだけで楽しい。70過ぎても元気なところをみると、やはり60〜70年代からの大物は格が違う2015/07/02
yoyogi kazuo
3
仰天驚愕エピソードの連続!という煽り文句に乗っかって読み始め、最初の数章は面白く読んだが、あとはひたすら女関係のスキャンダルの羅列にすぎず退屈なので後半は読み飛ばす。ミックのカリスマや魅力についての考察を期待して読むと肩透かしを食わされるだろう。ここにはゴシップネタ以上のものは含まれていない。ミック・ジャガーが、ここに書かれたようなただの低俗タレントだったとしたら、デビューから六十年にも渡って今の地位を持続することはできなかったに違いない。2021/09/28
dragon~arrow
2
ロックミュージッシャンの頂点の一つに立つには、ここまで性的モラルが崩れていないとならないのか?(笑)このモラルがないという事は日常生活もどうにもこうにも・・・なのだが、笑ってしまうのはお金儲けに関する時には超実業家になることだ。その方法が良きにしろ悪しきにしろストーンズ背負ってしっかり稼げる交渉やアイディアは大したものだ。ライブなどでわかるが音程外れて下手なのに、頂点に存在し続けてるのが不思議と思っていたが、文中でみつけた!やはりマイケル ジャクソンも私と似たようなことを感じていたようだ。2013/10/17
nilssonia
2
ミックの正体は歌って踊る生殖器なのだろうか、と思わせる様な50年にも及ぶ所行が列挙されてました。キースの自伝と読み合わせるとR.S.の歴史の一片(キースはドラッグ、ミックはセックス)が覗き観られました。彼らの素晴らしいパフォーマンスを楽しめ、同時代を共有できたことには感謝します。2013/06/30
よしむら まどか
2
マリアンヌ・フェイスフルしか知らなかった。マリアンヌだけで本が何冊も書ける。ミックジャガーの理知的で物腰柔らかな印象も、ムーブライク ア ジャガーも全て全て作られたものかと思うと、全てのストレスは物凄いものだろう。ストレスが依存に向かわせたんじゃないかと思った。やはり私はバイブル的にビートルズを聴いて育ったので、ストーンズの全てにしびれるわけではない。でも彼ぐらい泥臭い方が納得がいくこともある、人生とか、社会とか政治とか。all you need is loveでは解けないものもある。2013/06/17