脱がない、媚びない、NOと言えるアイドル―制服向上委員会の生き残り戦略

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  • サイズ B6判/ページ数 174p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784636881820
  • NDC分類 767.8
  • Cコード C0076

内容説明

20年間続けてきた“弱者アイドル”の“消えない”秘訣がいま明かされる。

目次

第1章 制服向上委員会という生き方(制服への想い;私たちは「脱がない」;渋谷センター街は立ち入り禁止;ランク制度;SKi卒業、そして再始動へ)
第2章 アイドルの自覚と社会認識(“使い捨て”にされない;アイドル卒業後の進路;子供への期待;アイドルとファン;ストーカー法規制法へのアクション;ステージに空缶が飛んできた;可愛い女の子とは)
第3章 アイドル誕生、そして卒業(SKi黄金期;グループアイドルの友情;学業との両立;ステージでの土下座;橋本美香と音楽;制服から卒業した日;親に心配をかけたくない一心で)
第4章 「清く、正しく、美しく。」の精神(現役SKiメンバー;音楽のプロとしての意識;自己にも他人にも厳しく;思想性を深めたベトナムレポート;誇り高きアイドルとして)
第5章 高橋プロデューサー・インタビュー
付録(歴代リーダーの近況;歴代メンバーリスト;規律ノート紹介;ディスコグラフィー)

著者等紹介

橋本美香[ハシモトミカ]
1980年2月7日生まれ。制服向上委員会、会長。シンガー・ソングライター。1995年、15歳の時に「制服向上委員会」のメンバーとしてデビュー。多数のグループ曲でリード・ボーカルを務める。1998年より5代目リーダーに就任し4年にわたってリーダーを務め、2002年に会長に。現在はソロ活動を中心にギター弾き語りをはじめ、作詞、作曲、コーラスアレンジ、ディレクション、プロデュース、司会など幅広く取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ケン・リヴィングストン

3
「アイドルの中にはちやほやされて勘違いしてしまう女の子が多い」という趣旨の文章が再三出てくるがこの人こそ勘違いしている気がした。少なくともアイドルという職業に対して捉えるところが全く相いれないので他のアイドルを貶すように捉えられる表現が多く読んでいて不快になった。「私たちは音楽の勉強のために洋楽を奨励しています」という中学生のような洋楽至上志向も、彼女たちの曲の実際の完成度の低さや歌唱のつたなさを知ると、なんともご愛敬。帯に「消えない」秘密とあるがインディーズで細々やってりゃそりゃ消えないでしょ。2014/06/18

保山ひャン

1
制服向上委員会の会長をつとめる橋本美香ちゃんの文章と、高橋プロデューサーへのインタビュー、歴代リーダーの近況とメンバーリスト、規律ノートにディスコグラフィー。脱原発以来また脚光を浴びた彼女たちだが、実際にライブ見に行った者でないと、その良さはなかなか伝わらないようだ。アイドルでありながら、真の意味でパンクな存在は今も健在。巻末のメンバーリストは貴重な資料だが、研究員のままやめてしまったのだろうか、ステージで見て輝いていた何人かのメンバーの名前が載っていなかったのは、残念!たとえば手束真知子ちゃんとか。2014/09/13

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