クラシック・ゴシップ!―いい男。ダメな男。歴史を作った作曲家の素顔

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  • サイズ B6判/ページ数 174p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784636870060
  • NDC分類 762.8
  • Cコード C0073

内容説明

芸術家としては偉大だったけれど、男としてはどうだった?作曲家16人のダメっぷりや魅力がわかる、新しい形の音楽史。

目次

第1章 おなじみ三大巨匠にまつわる“噂の真相”(J.S.バッハ―生涯働き続けた、真面目で頑固なマイホームパパ;モーツァルト―子供のように無邪気な天才は、本当に愛妻家だったのか? ほか)
第2章 ロマン派を彩った花形四人男の恋と結婚(メンデルスゾーン―女性たちの憧れの王子様は、筋金入りのシスコンだった!?;リスト―流した浮き名は数知れず…超イケメンのスーパースター登場 ほか)
第3章 ロマン派の美談?それともスキャンダル?(ブラームス―恩師の妻を愛してしまった、真面目な堅物;チャイコフスキー―ゲイだから?パトロネスとのプラトニックラブを貫いた男 ほか)
第4章 一クセも二クセもあるロマン派の濃いキャラ(ロッシーニ―希代のエンターテイナーは、音楽界一のふざけた男;ベルリオーズ―殺人も計画!思い込みの激しい誇大妄想狂 ほか)
第5章 近現代に見る不倫3パターン(マーラー―妻の不倫に泣いた、一流指揮者の報われない人生;ドビュッシー―2人もピストル自殺に追い込んだ、超ジコチュー男 ほか)

著者等紹介

上原章江[ウエハラアキエ]
フリーライター。ミュージシャン・俳優などのインタビュー記事、書籍執筆などで幅広く活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ユウユウ

26
タイトルはややセンセーショナルだけど、ヤマハから出ているだけあって中身はわかりやすく面白かった。素晴らしい作曲家もその音楽も時代背景抜きには語れないことがよくわかった。→2020/05/13

ジュール リブレ

10
その昔、TVとかネットとかが無い頃、音楽家たちは、芸能人のような感じだったんですね~。やっぱり芸術家、ちょっと不思議な人たちの集まりだけど、一つ一つのエピソードが笑えたり、お涙頂戴だったり。。。 楽しくあっさり読める本ですね。2012/03/23

7
人間性や人生に色々あるほど、その音楽性は魅力的になる気が( ^∀^)芸術家はどのジャンルにおいてもそういうものなのかもしれませんね。 音楽家達を世代に分けて紹介していたのがわかりやすく、いままで有名な人を点々と知ってる位だったのが、全体の雰囲気を掴めたのが良かったです。2017/01/13

アキ

5
モーツアルトとベートーベンのトルコ行進曲を聞いていて、この2人って会ったことあるのかな?という疑問から読んでみた。週刊誌の3面記事のように誰と誰がくっついて、性格がどんな風だったかおおざっぱに書かれていて面白い。結構、人妻との不倫が多くて、その当時どんな社会倫理だったのか逆に興味が湧く。ちなみにこの本によるとベートーベンはモーツアルトの前で演奏し、弟子入り希望したが、そうはならなかったらしい。2017/11/05

くるみ

3
バロック音楽の代表的な作曲家バッハから、近代音楽のドビュッシーまで偉大な作品を遺した16人の歴史的背景と素顔に迫る。中世では、音楽は数学の一種と捉えられていて、それを自分の作品で表現しようとしていたバッハ、音楽家として大成功を収めながら、44歳であっさり引退して美食家になったロッシーニなど、天才が歩んだ人生がそれぞれ面白く描かれている。この本を読みながら彼らの作品を聴いてみると、親近感が湧き、一段と魅力的な曲に感じられて良かった。2013/05/01

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