内容説明
優柔不断な男がくだした大きな決断。革命、芸術、恋で揺れるショパンの青春を追う。
目次
天才とその遺産
祖国再興の情熱とロマンのワルシャワ
早熟の天才その頭角を現す
ロマン派音楽の誕生
ピアノの詩人の誕生
民族舞踊マズルカとポロネーズ
ショパンの望み
多感な青春時代と初恋
ピアノ奏法とショパン
ウィーン・デビューとその絶頂
祖国への旅
一八二九年、才能の開花
ピアノ協奏曲ヘ短調―名作誕生
ピアノの出現とショパン演奏法の誕生
革命前夜
ワルシャワと永遠の別れ
再びウィーンへ
失意のウィーン
ウィーンとの訣別
一八三一年九月八日、ワルシャワ陥落す
第二の故郷パリに到着
著者等紹介
石井清司[イシイキヨシ]
1936年東京生まれ。早稲田大学政経学部卒。在学中より放送構成作家としてスタートし、放送評論家、フリー・ジャーナリスト、ルポライターとして活躍。スポーツ、クラシック音楽関係の著書も多いが、特に日本のテレビ制作プロダクション業界には草創期から加わり、豊富な実績と人脈を背景に鋭い論評を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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