内容説明
新しい時代の音のエンサイクロペディア。
目次
1章 サウンド・スペース・コンポーザーの仕事(始まりは、新宿駅;花が歓ぶ音楽 ほか)
2章 空間が奏でる音楽(音は出たがり;空間を楽器にする ほか)
3章 いい音って、どんな音?(日本一いい音の映画館;いい音って何? ほか)
4章 イマジネーションは無限(音楽って何?感動って何?;イマジネーションシアター ほか)
著者等紹介
井出祐昭[イデヒロアキ]
静岡県生まれ。ヤマハ株式会社チーフプロデューサーを経て、有限会社エル・プロデュース代表取締役。音に関する最先端技術を駆使し、音楽制作、音響デザイン、音場創生を総合的にプロデュースすることにより、さまざまなエネルギー空間をつくり出す「サウンド・スペース・コンポーズ」の新分野を確立している。テーマは「天国を感じる音空間創造」。建築、医療、企業の研究開発、都市開発、博覧会、放送、イベント、コンサートなどさまざまな分野と交流し、新しい価値をもつ空間、製品、研究、特許などを数多く生み出している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
月世界旅行したい
11
駅の発着音の話とか。「音って意外に遅い」という言葉が印象的。2016/05/07
beside image
5
パッと見ると技術的な話題を取り扱っている本かと思いきや、意外に様々な読み方ができる。ページを開くと、冒頭には美しい写真とことばが連なっている。本編は基本的に対談形式となっており、図なども参照しながら、ゆるく「サウンド・スペース・コンポーザー」が理解できるようになっている。著者はとりわけ美的感覚や精神性を重んじた発言をしており、音のエッセイとしても充分楽しめる。なにより、「仕事を楽しんでいる」という雰囲気が伝わってくるのがよい。一流のクリエイティブな仕事がどういったものであるのか、ぜひおすすめしたい一冊。2013/11/11
doji
1
ふだんから足を運ぶシネマシティの音響設計の話がとてもおもしろかった。サウンド・スペース・コンポーザーという職名もなっとくで、空間と音の関係と、それによってもたらされる効果についての考えがたくさん書かれている。あと、こういった作曲家ではないプロフェッショナルな方は、けっこう音楽に神秘性を求める場合が多い気がするなと読み終わっておもった。2019/10/10
Riko
0
図書館で借りた2010/09/24
Rollin'
0
音楽も「音のエネルギー」表現の一つだと気づかせられた。もう少し「音のデザイン」のテクニカルな話もあったらよかったのでは。2010/05/30
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