YAMAKEI CREATIVE SELECTION Pio
母がつくった山小屋―黒百合ヒュッテ六十年

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  • サイズ B6判/ページ数 103p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784635886529
  • NDC分類 786.1
  • Cコード C0095

目次

1 母と山小屋(母、米川つねの;山小屋;私の心を変えていった山;チェンバロ;山のトイレを考える―八ヶ岳での挑戦;「自然と森の学校」から「国際自然学校」へ;八ヶ岳山麓スーパートレイル)
2 森の仲間たち(自然の恵みの中で暮らすこと;黒百合平から;森が還ってきた;八ヶ岳の高山植物の実態)
3 思い出の人(花と酒と佐久のこと;岩魚の棲む川で;一匹のオコジョに三ヶ月;ボルシチと手打ちうどん;両角重幸氏を偲んで)
4 講演採録(山の話と篠原秋彦さんの思い出)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yamakujira

8
第1章「母と山小屋」の中の「母・米川つねの」では黒百合ヒュッテの建設秘話が明かされる。夫を亡くした女性が山小屋を建設して経営に乗り出すなんて、黒百合平を愛した夫への想いがあったにしても、時宜を得た炯眼と行動力に感服する。ただし、現在に至っても国立公園内での私有施設の営業が既得権益のように許可されていることには疑問を感じる。また一方で、登山道の整備や遭難者の救助まで山小屋に委ねていることも納得できない。著者の活動には敬意を感じるものの、山小屋での音楽会だけは嫌だなぁ。 (★★★☆☆)2017/04/21

ろく

3
黒百合ヒュッテ二代目の米川正利氏のエッセイ集。◆「花と酒と佐久のこと」桜の時期に友人と地元南牧村海尻の豆腐屋で豆腐と油揚げを、酒屋で黒澤酒造の井筒長を一人一升(!)ずつ買い、海尻城で桜と八ヶ岳を眺めながら酒盛り。海尻城には登ったことがあるので情景が生き生きと浮かんできたが、八ヶ岳が見えたかは覚えていない🤔2021/04/10

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