内容説明
本州と北海道を結んだ豪華寝台列車。
目次
第1章 寝台特急「北斗星」との出会い 1989~1992
第2章 特別な寝台車を堪能した時代 1993~1998
第3章 もはや人生の一部と化した「北斗星」 1999~2008
第4章 「北斗星」との別れ 2009~2015
第5章 はじめての寝台特急「トワイライトエクスプレス」 1989~2001
第6章 雑誌取材と寝台特急「トワイライトエクスプレス」 2002~2015
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鯖
18
30年以上前の寝台列車の旅の記憶。びゅんばびゅんな新幹線や飛行機ではなく、ゆったり旅できるということがとてつもない贅沢に今ではなってしまったんだなあ…。廃線が続く地方の鉄道の現状も思い起こしつつ。…昭和な室内インテリアを見てると、なんだかバターケーキ食べつつ、コーヒー飲みたくなってきた。2023/11/19
ココアにんにく
3
30年前の旅にも関わらず、著者の乗車記録から臨場感が伝わってきました。特に「北斗星」に対する著者の愛情が強く伝わってきます。私自身も「トワイライトエクスプレス」に数回乗車した経験があり、著者の描写によって当時の記憶が鮮明に蘇りました。本書では切符を入手する場面が繰り返し描かれ、私も忘れていた記憶が蘇りました。10時に合わせ大阪駅のみどりの窓口に並びました。情熱的な係の方で、切符を獲得した瞬間「私も初めて取りました!」と言う係の方と手を取り合って喜びました。鉄道旅行の魅力を改めて実感します。 2023/07/15
Humbaba
2
寝台特急は移動手段でありながら、ただの移動手段ではない魅力を持っている。その魅力はすべての人に伝わるようなものではないため、人によっては価値を見出せないというケースがあるのは事実といえる。しかし、チケットの取得が困難な出会ったという事実を鑑みれば、その魅力を理解していた人が数多くいたといえるだろう。2023/08/27
kaz
1
新幹線では経験することのできない贅沢な世界がある気がした。図書館の内容紹介は『寝台列車ほど、快適で便利な乗り物はない! 本州と北海道を結んだ豪華寝台列車「北斗星」と「トワイライトエクスプレス」。著者が愛着してやまなかった2つの列車にまつわる思い出を綴る』。2023/09/26
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