路面電車がみつめた50年―写真で振り返る東京風情

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路面電車がみつめた50年―写真で振り返る東京風情

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  • サイズ B5判/ページ数 159p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784635824651
  • NDC分類 686.9
  • Cコード C0065

内容説明

うつろう時代の東京、都民の足として支えた路面電車「都電」の姿があった。かつて日本最大規模を誇った路面電車「都電」。東京で青春時代を過ごし、都電のある街並みを鮮明に撮し取った著者が、往時の情景を貴重な写真とともに回顧する。

目次

第1章 美しき街・銀座を走る(55年前の色鮮やかな「銀座」 混み合う銀座通りを走る都電が女性に“ご贔屓”にされた理由(2022/10/22)
昭和39年東京五輪の気運高まる「銀座」の元日 地下鉄に追いやられた都電の数奇な運命(2018/12/29)
いまとはまるで違う50年前の「銀座」 ひた走る路面電車と空を覆う架線(2018/6/2) ほか)
第2章 山手の坂を巡る(車窓からの桜並木が鮮やかだった都電「番町線」 1964年東京五輪で真っ先に消えた顛末(2022/1/15)
路面電車は「坂道」こそ最大の見せ場!50年以上前に都電がかけ上がった美しき名所(2020/3/28)
前回の東京五輪前「オリンピック道路」建設で総工事!いまとはまるで違う58年前「青山通り」(2021/7/17) ほか)
第3章 川の流れに沿って(55年前「浅草」を都電が独り占め?古くは開通日に関東大震災が発生したことも…(2020/9/26)
隅田川のレジェンド橋「新大橋」 関東大震災に耐えた名橋を渡る都電が向かう先は?(2018/6/30)
これぞ昭和の渋滞!高度経済成長期の50年前「千住大橋」がここまで混み合った理由(2019/1/19) ほか)

著者等紹介

諸河久[モロカワヒサシ]
1947年生まれ。東京都出身。鉄道写真家。日本大学経済学部、東京写真専門学院(現・東京ビジュアルアーツ)卒業。鉄道雑誌のスタッフを経てフリーカメラマンに。「諸河久フォト・オフィス」を主宰。公益社団法人「日本写真家協会」会員、「桜門鉄遊会」代表幹事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

えすてい

6
鉄道ファンには言わずもがな、著者は東京の下町出身であり、著者が幼少時から高校通学・専門学校時代に最も身近な「鉄道」が都電である。AERA.dotでの連載も終わり、鉄道模型趣味の機芸出版社名取社長の力添えもあり、本書は刊行された。表紙を除けば中身はモノクロ写真が大半であるが、高度成長期に建てられ今では見られないビルも多数あり、都電とともに消えていった風景ばかりである。著者が専門学校の実習授業で使っていたビルも写っており、著者も当時のことを本文で懐かしむ。日本全国の鉄道を撮り続けた著者の都電愛溢れる一冊だ。2023/01/23

kaz

1
以前見たことのある写真も多いが、かつての風景、看板(社名)等は、やはり楽しい。図書館の内容紹介は『高度成長期の熱気に満ちた人の波、名建築と風情ある街並み。路面電車「都電」を、鉄道写真家が50年以上にわたり撮影した貴重な写真とともに紹介する。「AERA dot.」連載を加筆修正し単行本化』。 2023/05/07

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