内容説明
うつろう時代の東京、都民の足として支えた路面電車「都電」の姿があった。かつて日本最大規模を誇った路面電車「都電」。東京で青春時代を過ごし、都電のある街並みを鮮明に撮し取った著者が、往時の情景を貴重な写真とともに回顧する。
目次
第1章 美しき街・銀座を走る(55年前の色鮮やかな「銀座」 混み合う銀座通りを走る都電が女性に“ご贔屓”にされた理由(2022/10/22)
昭和39年東京五輪の気運高まる「銀座」の元日 地下鉄に追いやられた都電の数奇な運命(2018/12/29)
いまとはまるで違う50年前の「銀座」 ひた走る路面電車と空を覆う架線(2018/6/2) ほか)
第2章 山手の坂を巡る(車窓からの桜並木が鮮やかだった都電「番町線」 1964年東京五輪で真っ先に消えた顛末(2022/1/15)
路面電車は「坂道」こそ最大の見せ場!50年以上前に都電がかけ上がった美しき名所(2020/3/28)
前回の東京五輪前「オリンピック道路」建設で総工事!いまとはまるで違う58年前「青山通り」(2021/7/17) ほか)
第3章 川の流れに沿って(55年前「浅草」を都電が独り占め?古くは開通日に関東大震災が発生したことも…(2020/9/26)
隅田川のレジェンド橋「新大橋」 関東大震災に耐えた名橋を渡る都電が向かう先は?(2018/6/30)
これぞ昭和の渋滞!高度経済成長期の50年前「千住大橋」がここまで混み合った理由(2019/1/19) ほか)
著者等紹介
諸河久[モロカワヒサシ]
1947年生まれ。東京都出身。鉄道写真家。日本大学経済学部、東京写真専門学院(現・東京ビジュアルアーツ)卒業。鉄道雑誌のスタッフを経てフリーカメラマンに。「諸河久フォト・オフィス」を主宰。公益社団法人「日本写真家協会」会員、「桜門鉄遊会」代表幹事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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