出版社内容情報
「脱原発」を求める多数の声があるのに、政策の決定過程には反映されず、福島原発事故以前の原子力政策への回帰が進められている。政策を実際に決めているのは誰であり、本来は誰であるべきなのか。専門知識が求められる問題に、私たちはどう関わっていけるのか。科学技術政策を専門とする二氏の報告と、討論を収載。
内容説明
「脱原発」を求める多数の声があるのに、政策の決定過程には反映されず、福島原発事故以前の原子力政策への回帰が進められている。政策を実際に決めているのは誰であり、本来は誰であるべきなのか。専門知識が求められる問題に、私たちはどう関わっていけるのか。科学技術政策を専門とする2氏の報告と、社会学者・政治学者を加えた4氏の討論を収載。
目次
第1章 原発政策はなぜ変えられないのか
第2章 どの価値を大事にしたいかという議論から始める
第3章 討論・いま、必要な議論は何か―「原発推進」対「原発反応」を超えて
著者等紹介
吉岡斉[ヨシオカヒトシ]
1953年生まれ。九州大学教授。科学技術史・科学技術政策
寿楽浩太[ジュラクコウタ]
1980年生まれ。東京電機大学助教。科学技術社会学
宮台真司[ミヤダイシンジ]
1959年生まれ。首都大学東京教授。社会学
杉田敦[スギタアツシ]
1959年生まれ。法政大学教授。政治学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



