内容説明
長年にわたり羽田空港を記録し続けた著者が、空港建設前にまでさかのぼり取材した、約100年の空港・飛行機・人物。貴重な資料と写真で「羽田の今昔」を紹介します。
目次
第1章 戦前編(羽田の始まり;日本の航空黎明期;日本人初飛行機製作者・奈良原三次 ほか)
第2章 戦後編(戦後の日本は米軍が頼りだった;ハネダ・エアベース;民間航空再開の準備 ほか)
第3章 現代編(ある飛行少年の話;日航設立時の新卒・佐野開作さんの話;スチュワーデス訓練と福田和生さんの話 ほか)
寄稿 羽田空港の再拡張事業と今後の展望(一般財団法人航空交通管制協会専務理事 倉富隆(第28代東京国際空港長))
著者等紹介
近藤晃[コンドウアキラ]
スタジオ助手、外国写真通信社勤務を経て、昭和40年、フリーランスの写真家に。昭和50年頃から羽田空港などの撮影を始め、昭和56年、『羽田開港50年』誌と写真展。平成2年、キヤノン航空写真コンテスト審査委員。平成12年、キヤノンEOS学園講師。平成13年、キヤノン航空写真愛好会顧問、キヤノンフォトクラブ写真講師。平成16年、日本航空協会50年記念写真コンテスト審査委員。日本写真家協会会員、航空ジャーナリスト協会会員。一般社団法人・大森倶楽部会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ゆうろう
1
もう少し濃い内容を期待していたが…。なによりも不満なのは、我が国の高度経済成長下で羽田空港が輝いていた成田開港前の60年代〜70年代の記述及び写真が極端に少ない点だ。P106の写真説明で「成田空港に国際線が移動する前の羽田空港」と紹介されてるのは明らかな誤り。情け無いミスだ。大体掲載写真の撮影年月ぐらいしっかり記して!と言いたい。P60の「飛行訓練をトランスオーシャン航空が引き受けて」という記述もおかしい。成田開港直前の、A滑走路を駐機場に転用し各国エアラインの機体が集ってた頃の「肝の」写真、ないんかい⁇2022/05/22
kaz
0
昔の写真や工事の様子など興味深い資料も多々あるが、「写真家がみた」というタイトルほどには写真に美しさを感じなかった。むしろ記録集というイメージか。図書館の内容紹介は『長年にわたり羽田空港を記録し続けた著者が、空港建設前にまでさかのぼり取材した、約100年の空港・飛行機・人物。貴重な資料と写真で日本を代表する羽田空港の「今と昔」を紹介する。第28代東京国際空港長の寄稿も収録』。 2022/05/20
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