内容説明
トラック輸送の発達で、鉄道による貨物輸送は国鉄時代に一度衰退した。しかしJR貨物発足後、環境問題やトラックドライバーの人材不足などを背景に、急速に復権してきている。本書では貨物列車を牽引する機関車やコンテナの解説をはじめ、日本最大の貨物駅・東京貨物ターミナル駅の取材やJR貨物などへのインタビューを掲載。日本の物流を支える貨物鉄道の役割を紹介するとともに、貨物鉄道の未来を展望する。
目次
第1章 貨物列車の基礎知識
第2章 東京貨物ターミナル駅のすべて
第3章 貨物列車を牽く機関車
第4章 コンテナ列車を知る
第5章 貨物鉄道の取り組みと展望
第6章 産業を支える臨海鉄道・私鉄貨物
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さまい
5
全頁フルカラーで写真もたくさん掲載されているので、貨物列車の本としては先日読んだ「JR貨物の魅力がわかる本」よりわかりやすかった。しかも、機関車・コンテナ貨車は当然として、各種コンテナまで写真付きで解説されているかなり有用な本だと思う2021/09/17
kaz
1
貨物鉄道に興味はなかった、と言うか踏切を通らざるを得ないところでは通過に長時間かかるので、むしろ邪魔くらいに感じていたが、機関車のひとつひとつにそれぞれの個性があるような気がしてきた。図書館の内容紹介は『貨物列車を牽引する機関車やコンテナの解説、東京貨物ターミナル駅の取材やJR貨物などへのインタビューを掲載。日本の物流を支える貨物鉄道の役割を紹介し、貨物鉄道の未来を展望する。「旅と鉄道」ほか掲載を書籍化』。 2021/05/09