目次
第1章 きょうの夕飯(至福の時間;メシは決まった時間に食え ほか)
第2章 台所の5つの火(雨の日のトマトは焼いて食べる;豚肉はローストが定番 ほか)
第3章 料理は思い出(ポルトガルのタコ焼きレストラン;トルファンのシシュケバブ ほか)
第4章 失敗しない鉄板レシピ(パーティーはムサカに限る;前菜はペルー料理 ほか)
著者等紹介
玉村豊男[タマムラトヨオ]
エッセイスト・画家・ワイナリーオーナー。1945年、東京都生まれ。東京大学仏文科卒業。在学中にパリ大学言語学研究所に2年間留学。通訳、翻訳業を経て、文筆業へ。1983年に長野県軽井沢町に移住、1991年に同県東部町(現・東御市)に移住して農園を開き、2004年「ヴィラデストガーデンファームアンドワイナリー」を開業。2007年「玉村豊男ライフアートミュージアム」を神奈川県箱根町に開設。2014年「日本ワイン農業研究所」を創立し、2015年よりワイナリー「アルカンヴィーニュ」を立ち上げ、栽培醸造経営講座「千曲川ワインアカデミー」を主宰する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ミカママ
522
わたし自身の渡米後間もなく、玉村さんのエッセイを手に入れて、留学時代から軽井沢での農家ビギナーだった当時の奮闘ぶりまで、貪り読んできた。その後、大病をされたこともあったようで、今回想像以上にお元気そうな姿を拝見でき、とても嬉しい。使い勝手の良さそうなキッチン、周辺農家で作られた新鮮素材、ワインのストック…玉村さんのお宅にお邪魔してお話しを伺えたかのような今作は、まさにファン必読。これからも健康に留意されて、ますます腕を奮っていただきたい。カフェ&ワイナリーは、将来行きたいところ✅確定。2021/06/06
ドナルド@灯れ松明の火
27
何とも枯れてきた玉村さんの最後の晩餐メニュ集。今まで凝った料理や珍しい食材の話、ワインの話に興味を惹かれたが今作はいつ死ぬかもわからないからと、簡単で美味しい料理と調味料をこれでもかと紹介してくれた。 お薦め2021/06/06
chie-don
24
フランスで自炊をはじめてから50年、いつも自分で料理をつくってきたという玉村氏。エッセイとご本人の鉄板レシピが写真付きで綴られている。ブリア=サヴァランは「料理人にはなれても、焼肉師のほうは生まれつきである」と言ったそうだが、肉を焼く才能はもとより料理って天性のものなんじゃないかなぁ、って思う。残念ながら、私はただの主婦止まり…おいしいものは好きだけど、ものぐさだしなぁ…あぁホント「ウチにも玉村さんがいればいいのに…」私の最後の晩餐はなにがいいだろう?今はお腹がいっぱいでチーと…考えられんですたい。2021/06/06
まぶぜたろう
15
どなたかも書いていたが、玉村豊男ってどこか上目線だし、その悠々自適ぶりが羨ましくってイライラする、好きなもん食ってろ、と思う。でも憎めない、ってわけでもない。小洒落た感じがやらしい。読んでるって言うとバカにされそうな気もする。じゃ、なぜ読むんだろ、と思うのだが、要するに作るもんが美味そうなわけだ。うん、美味そう。暮らしぶりそのものが美味そう。レシピ書いてるだけなのに、しっかり美味い。それだけで読んでる。あと、本書の欠点は文庫化されてないこと。新幹線でビール飲んでシウマイ弁当食いながら読めないじゃんよ。2024/01/28
O-chami
13
僕より10歳年長のエッセイスト・画家・ワイナリー&レストランオーナーetc.etc.~ この人の水彩画が好きで、エッセイも好きで、発言も好きで(健康を害する前はTV📺️で鋭いコメンテーターでした😁)、けっこう影響受けてます。 この本は写真も素敵。 続編も購入済みなので、そちらでまた感想を・・・ BGMは沢田研二の「いくつかの場面」🎶 (昭和61年の中公文庫「我が名はジュリー」玉村豊男編で知ったのが、好きになったきっかけです😅)2022/02/23
-
- 電子書籍
- 義弟を好きになってもいいですか 猫かぶ…
-
- 電子書籍
- 首斬り朝 大合本 1




