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内容説明
「男はつらいよ」50周年、寅さんの立ち寄り先330カ所余りを紹介!寅さんと一緒に「日本」を探しに行こう。
目次
第1章 寅さんの大切な場所
第2章 寅さんと温泉
第3章 寅さんと絶景
第4章 寅さんと城下町
第5章 寅さんと名刹・古社
第6章 寅さんと港町
第7章 寅さんと水景
第8章 寅さんと島
第9章 寅さんが愛した昭和
第10章 寅さんの全作・全ロケ地ガイド
著者等紹介
岡村直樹[オカムラナオキ]
1948(昭和23)年、東京生まれ。慶應義塾大学卒。旅行作家。文学、音楽、映画、歴史、絵画、鉄道などを切り口に文化諸相を掘り下げ、とりわけ江戸文化、川文化などに造詣が深い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 評価
稲岡慶郎の本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けぴ
55
『男はつらいよ』48作+2作のデータを隈無く網羅した本。各作品のあらすじ、見所、マドンナ、をまとめるのは当然として、寅さんが歩いた場所330カ所を北海道から沖縄まで北から順にまとめている巻末データは圧巻。ただし、データ本で読むのが退屈かというと、温泉、絶景、城下町、名刹・古寺、港町、水景、島、昭和とテーマを絞ってふんだんにグラビアを使って読み物として面白いように配置されており寅さんファンにとっては嬉しい一冊でした。テレビ版でさくら役の長山藍子が第五作で豆腐屋の娘としてマドンナを務めていたんですね!2021/04/24
アナクマ
32
「男はつらいよ」50周年記念作品公開に合わせた出版。カラー頁が多く豪華だが、映画のシーンは思ったより少なくて、その場面選択も(版権の関係で?)不自由そうで残念。観光案内よりも「思い出くすぐり」に振って、かつ、ロケ地探訪ファンサイトとのコラボができていれば…は無い物ねだりか。◉本文も、映画解説と観光案内と著者の溢れる思いが混濁していてもったいない。分けたほうが良かったと思うなぁ。◉全作品ガイドやロケ地330、渥美清・山田洋二年表は楽しかったです。2019/09/10
hitotak
10
『男はつらいよ』全49作のあらすじ、ロケ地、エピソードなどが豊富な写真とともに詳細に記され、記録された一冊。日本各地を旅して歩くこの映画を観ていると、そのロケ地や昔ながらの建物、風情ある街並みに目が行き、今はどうなってるだろう?等とつい考えてしまうが、その辺りもきちんとフォローされていて、聖地巡礼にはうってつけ。ここまで調べ上げた著者のマニア魂が素晴らしい。2019/12/08
yujiru2001
8
♪殺したいほど惚れてはいたが/指も触れずに別れたぜ/浪花節だと笑うておくれ/野暮な情けに生きるより/俺は仁義に生きてゆく(北島三郎「喧嘩辰」)2019/11/09
森コリス
6
ざっくり読むには写真が多くて楽しい。広く浅くといったところか。映画に関しては、実際に映画館に足を運んだわけではないので、世代の方々が羨ましい限り。気になる場所はGoogle mapで確認しながら、失われた風景に時の流れを感じずにはいられなかった。2021/04/01