内容説明
作家・エッセイスト・翻訳家、東理夫の“酒話大全”。酒飲みの独学。極上の酒コラム118本収録。
目次
開店直後のバーで
酒と本棚―酒場の話せる63冊
酒と映画と音楽と
INTERLUDE=幕間―ある男をめぐる、4つのバー・ストーリー
「和」に酔う
旅に酔う
ミステリーに学ぶバー十戒
酒がぼくを育ててくれた
著者等紹介
東理夫[ヒガシミチオ]
1941年生まれ。作家、エッセイスト。アメリカ文化への造詣が深く、ミステリー文学から音楽、料理まで幅広い知識を生かして様々な分野で執筆を続ける。ブルーグラス奏者としても活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
くさてる
19
音楽やミステリ、映画とそれにまつわる酒の思い出を語ったエッセイ集。一つ一つが短くて読みやすく、引用されている本に興味がわき、お酒を飲みたくなるような内容だった。蘊蓄もそれなりに語られるけれど、嫌味無く読める語り口で楽しかったです。2018/09/22
mawaji
11
図書館の書評本コーナーで目にして手に取りました。亡父もまたかなり聞こし召すほうでしたが、横座の傍に置いてあったガラス瓶の茶色い液体を「なぜこんなところに麦茶が」とひと口飲んだらそれがウイスキーで「うぇー」と半ベソになりながら吐き出した小学三年生くらいの頃を思い出しながら読みました。世の酒飲みのほとんど誰もが最初はビールはまずいと思ったはずなのに気がついたらがぶがぶ飲むようになっていて、今では尿酸値を気にする年頃に…。「酒はいいものだ。実においしくて。毒の中では一番いいものだ」という葛西善蔵の言葉を実感中。2018/11/14
西澤 隆
9
いろんな本が紹介されるのは、楽しい。古い本が懐かしく呑んだ日々とともに紹介されるのでずいぶん古いエッセイなのかと思えば案外と今世紀のもの。だとすれば、数々の外つ国の酒への丁寧な思いとは裏腹に、最近の日本酒はうますぎるだの、特級一級二級だったころはわかりやすくて味の素を二級酒に入れると一級酒の味になるだのといった下りは日本酒呑みとしては残念な思い。とはいえこういう手触りの文章に強く憧れた日々があったことを懐かしく思いだし、冷凍庫に最近話題になっている地元のクラフトジンを入れておこうかななどと思ったりも(笑)2022/05/10
K
6
スペンサーの料理を書いた人だったか。マイナーなスピリッツやカクテルが出てきて読み応えある。マティーニをジン指定でオーダーしよっかな。2020/12/22
tomosaku
5
「酒を飲まない人生は、人生を半分しか生きていないのも同じ。それならば、酒を飲む人生も人生を半分しか生きていないのではないか」から始まる、作家、翻訳家である著者による酒にまつわるエッセイ。なるほどその発想はなかったが、然り。本、映画、音楽、落語、そして旅。著者の手にかかればあらゆる所に酒の影が見え隠れする。そして人は、あらゆるところで酒と付き合ってきたんだな、と知れる。ワシは酒飲みだし、酒との付き合いも長いが、この関係を改めて見つめ直すのも面白いな、と思えた。2020/01/21




