内容説明
意味も読み方すらも正確にわからない、『萬葉集』最大の難訓歌“第一巻・九番”。恋の歌なのか、予言の歌なのか、そもそも、本当に額田王の作なのか!多くの研究者が取り組んだ様々な謎を、斬新な視点からアプローチし新たに提示する。
目次
五行圖と神亀圖
額田王の出自と生涯
額田王の九番歌
額田王の九番歌と高句麗の政変
額田王の九番歌と天智天皇の暗殺説
額田王と大和三山の歌
柿本人麻呂と九番歌
大伴家持の九番歌
孝謙天皇と九番歌
称徳天皇(孝謙天皇)の暗殺〔ほか〕
著者等紹介
小川秀之[オガワヒデユキ]
1945年北京にて出生。1946年母に連れられ引揚。1964年神戸高校卒業。1968年神戸大学文学部社会学科卒業。1971年渡オーストラリア。1981年シドニーマックオリー大学中国語科卒業。1983年シドニーマックオリー大学中国学科専門課程中退。現在、自営業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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