内容説明
「まあ、この草や木もごちそうになるの?」。摘み菜の楽しさを伝えたくて、書き始めた本がようやく誕生しました。ここに選んだ111種は著者のおすすめ菜。ワラビやゼンマイ、タラの芽は山菜の本におまかせして、私たちが身近に楽しめるものばかりです。ツクシやセリは幼なじみの菜、大人になって仲良くなったボタンやマツは大人なじみ。どの菜にも一つ一つ向き合ってたずねました。「初めてあったのはどこ?」と、記憶をたどるうち、ぽーっと心が温もり、乾きかけた思い出がふわっと香りだしたときの嬉しさ。そんな想いを重ねがら、3年が経ちました。
目次
春(フキノトウ;野エンドウ;ツクシ ほか)
夏(シロツメクサ;クチナシ;クサイチゴ ほか)
秋(クズ;マツヨイグサ;ヤマノイモ ほか)
冬(クコ;キクイモ;フユイチゴ ほか)
著者等紹介
平谷けいこ[ヒラヤケイコ]
大阪市生まれ。自然や野草が好きだった母の影響で、子供のころから自然観察や植物採集、その料理などに豊富な経験を持つ。約20年前から食薬草について深く研究し、現在は摘み菜料理研究家として、京阪神を中心に多くのセミナーを開催。「摘み菜で遊ぶ」ことの楽しさを広めている。また、自治体主催のイベントなどでも講師として幅広く活躍。大阪朝日新聞に連載した「野で健康をつくる」は評判となった。「摘み菜を伝える会」を主宰。大阪市阿倍野区在住
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Fumie・Vookworm
2
「松の葉を発酵させて作るサイダー」「ドングリクッキー・ドングリコーヒー」など面白いレシピあり。ただ摘み菜料理は手間隙がかかるから作るかどうかは。。挿絵が少しあるがレシピが文字ばかりなので若干読みづらかった。2014/04/07
Tsuchi(TSUCHITANI.K)
1
びわの種酒ぐらいは、作ってみようかなと。 あと、よもぎだと思ってみてるのは、ひょっとしたらブタクサかも2013/04/08
あつこ
1
資料用に借りました。つくし食べたことないー。2012/07/06
mo73ca
1
読んだ後は道端の野草が食べたくなる危険な本。良い意味で。2011/08/16
Koichi Yamashita
0
安田陽介さんの「大文字山を食べる」を読んで自然の食材に興味が湧いて図書館で予約。春のネギ坊主のバターライスやタンポポの花酒、ヨモギを使った「グリーンホットケーキ」夏はツユクサの花を飾り付けた「ツユクサご飯」や草苺ワイン、秋は椎の実のパンプキンケーキ、松の葉を発酵さして作る「松葉サイダー」などなど、身近な自然の食材で作る魅力的なレシピがいっぱい紹介されてて、手元に置きたいから購入決定。