著者等紹介
菊池哲男[キクチテツオ]
1961年東京生まれ。立教大学理学部物理学科卒。14歳より独学で写真を学ぶ。2001年月刊誌『山と溪谷』の表紙を1年間担当。07年9月、長野県白馬村和田野の森に作品を常設展示する菊池哲男山岳フォトアートギャラリーがオープン。東京都写真美術館にも作品が多数収蔵されている。ニコンフォトコンサルタント、公益社団法人日本写真家協会(JPS)会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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chantal(シャンタール)
75
本当にため息が出るような写真ばかり。もう登る体力がないから見てるだけで幸せ、なんて思ってるけど、この美しい景色を自分の目で見てみたいとついつい考えてしまう。ヒマラヤとかはいくら何でもだけど、日本アルプスならやってやれない事はない😅大雪渓や色とりどりの高山植物のお花畑。1000人以上収容できる山小屋。白馬岳が人気なわけだな。菊池さんの写真で特に好きなのが白馬岳山頂から望む安曇野の夜景と富山の夜景。3000m級の山から街の灯や海が望めるなんて、なかなかあるものではない。山と海、日本の大事な大事な宝物だよ。2021/02/20
geki
0
美しい。しかし、恐く、遠い。雪を頂く山々は、簡単に踏み入れることができない眺めるだけの存在である。しかし、見てみたいという思いに駆られてしまう。死と隣り合わせの空間であるにもかかわらず。2013/03/24