内容説明
あの町のハシ、鉄道のハシ、海や山のハシ…。遠くの観光地より近くの「端」。真ん中より「端っこ」に味わいあり。ソワソワと好奇心をかき立てる、東京端っこ探訪記。
目次
1 都心周辺の端っこへ(横浜市―京浜湾岸の端っこ珍スポ・JR海芝浦駅へ;江戸川区―旧江戸川にある中州、妙見島でニューヨーク体験を!;江東区―都バス終点にある“リアルネオ東京”へ;江東区―歩いて渡れる巨大橋、東京ゲートブリッジへ;江東区―第五福竜丸がひっそりと眠る、夢の島公園へ ほか)
2 東京近郊の端っこへ(日野市―地球で2番目の文明…多摩動物公園昆虫園へ;町田市―裏路地的商店街を抜けて日本の原風景へ;東村山市―トトロの森を…多摩湖から八国山緑地へ;飯能市―東京と埼玉の狭間にある、巨大な鳥居観音へ;福生市―東京のいちばん端っこのアメリカ、福生へ ほか)
著者等紹介
岩本薫[イワモトカオル]
1963年東京生まれ。本業のコピーライターのかたわら、webマガジン「ひなびた温泉研究所」を運営。日本全国のひなびた温泉を巡って取材・執筆活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ニッポニア
61
これは楽しいな。ヤマケイ文庫。以下メモ。マーガリンを製造する島の工場、たまに食べると悪くないんだよね。歩いて渡れる東京ゲートブリッジ。川崎港海底トンネル、人道で1キロ歩けるという、意味もなく行ってみたい。現代アートかと思うほどの、巨大なタンク、配管が楽しめる川崎工業地帯。東京勢間もちゃんと広報のために施設を作っている。蒲田の高温湯、低音湯で慣らしてから入ること。味噌ラーメンとコークを食べる米兵、なんか絵になる。町中華を知りたければチャーハンを頼め。魚動というダムを登るための魚の道が整備されている。2024/02/17
ちゃとら
36
【図書館本】図書館で見かけ面白そうだと手に取ってみた。JR鶴見線の海芝浦駅や、国道駅。夢の島に第五福竜丸が残っている事や、五日市の廃線跡など。あまり期待をしなかった(著者の方、失礼しました)割には、マニアックな知らなかった情報が詰め込まれていて楽しめました。2025/01/31
雲をみるひと
31
東京とその近郊各地の探訪日記。題名の通りあまり主要でない場所が多く取り上げられている。訪問地の選び方、文章の構成に妙があり、行ってみたいと思わせられる章が多かった。あまり知られていない東京の魅力を知れる一冊。2022/07/20
おかむら
28
東京都の端っこ案内。東側の江戸川区妙見島とか葛飾区の水元公園、西側の檜原村や武蔵五日市。東京広いなー。行って見たくなったとこ、東京ゲートブリッジに登れる若洲昇降タワー、町田リス園、檜原村のモノレール、福生のビザハウス「ニコラ」、あと本当になんもなさそうな瑞穂町。Googleマップに印を付けつつ読みました。2022/05/07
Go Extreme
3
都心周辺: 横浜市―京浜湾岸の端っこ珍スポ・JR海芝浦駅へ 江戸川区―旧江戸川にある中州、妙見島でニューヨーク体験を 江東区―都バス終点にあるリアルネオ東京へ 江東区―歩いて渡れる巨大橋、東京ゲートブリッジへ 江東区―第五福竜丸がひっそりと眠る、夢の島公園へ 東京近郊: 日野市―地球で2番目の文明・多摩動物公園昆虫園へ 町田市―裏路地的商店街を抜けて日本の原風景へ 東村山市―トトロの森・多摩湖から八国山緑地へ 飯能市―東京と埼玉の狭間にある巨大な鳥居観音へ 福生市―東京のいちばん端っこのアメリカ福生へ 2022/11/15