内容説明
山岳遭難のリスクは、登山につきもの。しかし、登山中に遭遇する危険の多くは、予備知識があれば回避できる。また、トラブルに早期に対処することは、事態の深刻化を防ぐことになる。本書では、山岳遭難の要因や回避法、対処法を紹介。登山者必須の安全管理術を学ぼう。
目次
第1章 誰もが遭難する山での危険(山にリスクはつきまとう;近年の山岳遭難の傾向)
第2章 実例と対策(道迷い;滑落・転倒・転落 ほか)
第3章 セルフレスキュー(セルフレスキュー;ビバーク ほか)
第4章 救助要請とその後(救助要請が必要なとき;救助要請とその注意点 ほか)
著者等紹介
木元康晴[キモトヤスハル]
1966年、秋田県生まれ。男鹿半島の寒風山を望む町で少年期を過ごす。上京して間もなく登山を始め、谷川岳や甲斐駒ヶ岳の岩場を中心に活動する。また2006年から6年間鳥取県に住み、伯耆大山での活動のほか、鳥取県山岳協会の一員として山岳救助活動にも協力。ペルーアンデスやアメリカ・カスケード山脈など、海外の山にも足を向けてきた。槍ヶ岳山荘、ヒュッテ大槍での勤務経験もある。日本山岳ガイド協会認定登山ガイド(ステージ3)、東京都山岳連盟海外委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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