内容説明
寝坊したから、時間がないから、とせっかくの休日に山をあきらめるのはもったいない。そこで東京都心のターミナル駅を起点に、半日のうちに行って歩いて登って安全に帰ってこられるコースをベストシーズンごとにセレクトしました。首都圏の奥多摩、高尾、奥武蔵などの山地から多摩や鎌倉の丘陵や里山、都心部の超々低山まで、花や歴史、味などの楽しみをあわせて案内します。
目次
1月第1週 東京都・奥多摩 日の出山で迎える初日の出と温泉の初湯
1月第2週 東京都・23区 上野・摺鉢山から谷中
1月第3週 埼玉県・外秩父 氷池から宝登山に登り、ロウバイ園へ
1月第4週 神奈川県・三浦半島 武山三山と野比海岸のスイセン
1月第5週 千葉県・内房 東京湾を横断して鋸山に登り、海の幸も
2月第1週 神奈川県・湘南 吾妻山から袖ヶ浦海岸へ
2月第2週 神奈川県・小田原 曽我丘陵と梅林に春の訪れを予感する
2月第3週 東京都・23区 新宿御苑から千駄ヶ谷富士
2月第4週 埼玉県・外秩父 越生梅郷、大高取山を越生駅から一周
3月第1週 神奈川県・小田原 湯河原梅林から幕山に登る〔ほか〕
著者等紹介
石丸哲也[イシマルテツヤ]
東京生まれの東京育ち。オールラウンドな登山を経て、身近な山で再発見を楽しんで歩くことを好む山岳ライター。ガイドブック、山岳雑誌の執筆を中心にカルチャースクール、登山教室講師としても活動する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
青雲空
7
見過ごしていたコースが複数あり、新発見がありました。毎週の登山ガイドになっている点もありがたい。来年の参考にします。 2022/12/10
里山輪太郎
4
東京圏の里山歩きの予習本として最適。 知らなかったコースがてんこ盛り。 東京圏にはこんなにも豊富に散策コースがあるのかと、今さらながら関心する。2022/03/21
りょう
4
まあ、半日たって、日中でみれば、ほぼ1日。まあ、そうだよなあ。山が近い地方都市がうらやましい。2021/09/20
白
2
登山初心者のため、結果として都心から近い山々を知る良い機会となった。 率直な感想としては、読むのが結構疲れる内容だった。 内容はかなり濃い。ルート紹介だけにとどまらずスポットの歴史や沿革等も詳しく説明されている&筆者のサブカル知識も大いに披露されていたり。 ただ、その濃さが歴史に無頓着な自分には読み疲れる原因となってしまったかもしれない、飛ばし飛ばし読んでしまった部分が多い。 「これ山と言えるの?」という散歩コースも紹介されていたり登山とは異なるような紹介もあったけど、逆に知りづらい場所もあって良かった2024/10/05
skr-shower
1
文字が続くゆる登山コース紹介本。上野周辺とかは「ここも丘!」みたいな感じ。歩いて負担なし。イラストマップみたいだったら読んで楽しいかも。しかし、千葉県はびっくりの平坦さだ。2020/01/18