ヤマケイ新書<br> 体験的登山技術論―脱初心者のための実践アドバイス

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ヤマケイ新書
体験的登山技術論―脱初心者のための実践アドバイス

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  • サイズ B40判/ページ数 253p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784635510400
  • NDC分類 786.1
  • Cコード C0275

内容説明

縦走登山、雪山、沢登り、ヒマラヤ登山、山岳スキー等、あらゆるジャンルに精通した著者が自らの体験をもとに執筆・編集した教科書規格外の登山教本。

目次

第1章 衣・食・燃同源―もうひとつ上の多様なワザをものにする(衣・食・燃同源―軽量化できるものとできないもの;荷物の防水とパッキング―ザックを見ればその人の力量がわかる ほか)
第2章 登山道の外の世界へ―沢、雪山、山スキーを楽しむ技法(沢歩きのコツ―ゴーロの足さばきでスピードと疲れに差が出る;新しい沢登り―水にどっぷり浸かりゴルジュを突破 ほか)
第3章 トレペは必要か―装備、生活術の工夫と知恵(装備のカスタマイズ―自分色に染めてこそ信頼できる「パートナー」に;トレペは必要か―ちり紙を持たないという私の登山生活術 ほか)
第4章 山の登り方あれこれ―より豊かな登山のために(野糞、立小便のススメ―地球環境のためにも、いただいたものはきちんと返す;山の登り方あれこれ―自分で考え判断して登ってこそ面白い ほか)

著者等紹介

澤田実[サワダミノル]
1968年愛知県出身。北海道大学で探検部に所属。卒業後、山小屋やスキー場、窓拭きのアルバイトなどをしながら、岩登り、沢登り、冬壁、山スキー、ヒマラヤ登山まで、オールラウンドな登山を実践。1997年ナンガパルバット、1998年チョモランマなどに登頂。2004年3月スペイン山岳スキー競技世界選手権参加。厳冬期単独黒部横断、称名滝完登、黒部スキーワンデイ横断(11時間18分)など。2004年~2014年までカモシカスポーツ勤務。現在は山岳ガイドとして活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ねこ

100
2023年から登山を始め3座登った初心者の私が読みました。山岳ガイドの澤田さんは私と同世代で大学時代から探検部に所属し、岩登り、冬山登山とメチャメチャハードモード。私は春と秋の日帰り登山でゆくゆくは一泊してみたいなぁ…くらいで、冬山なんて怖くて絶対行きません。ハードモードの内容が多くありましたが、私に実践できることもありました。澤田さんは焚火が大好きとありました。登山で満天の星を仰ぎながらの焚火かぁ…いいなぁ。2019年カムチャッカ半島のカメン火山で滑落し、澤田さんは亡くなられました。ご冥福をお祈りします2024/06/06

hatayan

43
オールラウンドに登山を続けてきた著者が30年の経験で伝えられることをまとめたもの。 前半は登山のジャンルごとに道具の選び方や身体の動作に小さな工夫を積み重ねることをアドバイス。後半は文明論と冒険論。ほんとうの山は自分で道を見つけて頂上を目指すもの。綿密に準備しリスクを受け入れ、山で命を落としうることを自覚して周りの理解を得ることが大人としての最低限の行為。現役の冒険家である服部文祥、角幡唯介らと同様の匂いを感じさせる文面が濃厚です。著者は2019年カムチャツカで遭難死。遺作として時折読み返したい一冊です。2020/06/02

イボンヌ

12
澤田さんの本をようやく読み終える。ユニークで異色の登山技術論かもしれません。まさに体験的!2017/05/18

run

10
食器は拭かずに、最後は指ですくい取って舐める…には、ちょっと驚いたけど、お湯を入れて飲むのも同じ発想ですね。担ぎ上げたエネルギーも掃いて捨ててしまう紙などの資源も、「無駄にしない」という思いがすごい。以前はそれが普通だったのかもしれないけど。2017/03/16

LaVieHeart

8
ヘタレな私は、今のところ雪山で雪洞を掘る予定も長期縦走をする予定もないけれど、万が一の際に生き延びる。。。というか、命を繋ぐ一助となる知識として、読んでおいて良かったと思う部分もある。食器の話とかちょっと生理的に抵抗のある部分もあったけれども(汗) 山の本としてはメッセージ性の強い1冊に思う。 著者はロシア極東で山行中に亡くなったとの事、最終章にある「褒めてあげたい死もある」という段が胸に染みる。「懸命に生きる結果として死がある、悔いなく生きたいがために死を受け入れる」。探検に生きた人だったんだなぁ。。。2024/10/11

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