内容説明
20年にわたり、3万人の入浴データを検証してきた専門医が語る、自律神経を整える、温冷交代浴。テレワークのオンオフをリセット。入浴は最高の睡眠導入剤。
目次
1章 入浴は最高の健康法
2章 正しい入浴知識をもとう
3章 ちょっとした工夫でおうち風呂はもっと楽しい
4章 コロナ禍を入浴で克服する
5章 銭湯・スーパー銭湯の上手な利用法
6章 温泉に行こう
著者等紹介
早坂信哉[ハヤサカシンヤ]
温泉療法専門医、博士(医学)、東京都市大学人間科学部学部長・教授。1968年生まれ、自治医科大学医学部卒業、同大学院修了。地域医療の経験から入浴の重要性に気づき、20年以上にわたって3万人以上の入浴を調査した、お風呂や温泉に関する医学的研究の第一人者。分かりやすい解説でテレビ、ラジオや新聞、雑誌、講演など多方面で活躍中。日本健康開発財団温泉医科学研究所所長、日本温泉気候物理医学会理事、日本銭湯文化協会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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アキ
82
著者は温泉療法専門医。前著「最高の入浴法」から3年、コロナ禍もあり、おうち時間に入浴を活用している人も増えているであろう。入浴習慣は心疾患、脳卒中、糖尿病を防ぎ、健康寿命を延ばす。また幸福度を高めます。著者の提唱するマインドフルネスならぬマインドフロネスは個人的にも実践していて同感です。ただ毎年入浴中に約2万人が亡くなっている。安全な入浴法も参考にしたい。日本に温泉の源泉は2万7000件ある。地震や災害が多い国だが、火山による恩恵も十分に活かしたいものです。来月には長野の温泉♨に行くつもり。楽しみだ!2021/09/21
ニッポニア
49
入浴は最高の健康法。一家一台の風呂に感謝して。以下メモ。幸福度、という観点からの入浴、確かにサウナ、温泉、に入るとそれだけで幸せを感じることができる。イライラする時はぬるま湯、シャキッとしたいときはあつ湯、疲れを取るには温冷交代浴、最後は暖かい湯で。冷え性は、あえてぬるめの湯で。湯気の力で免疫力アップ。全身浴は浮力、水圧の効果があることを意識。朝シャワー1分で夕方4時まで匂いの素の皮脂量が抑えられる。温度差、脱水に注意、入浴のリスク。汗をかき始めたら上がりどき。一番風呂は、軟水であり、体には悪い。2024/09/23
おせきはん
26
入浴の前後に何を飲むとよいか、運動後の対応、体を温めても頭は温めないなど、心身によい入浴法が具体的に紹介されています。久しぶりに銭湯に行きたくなりました。2021/08/21
laili
8
熱々の熱湯派でしたが、ここ最近風呂温度を低めに設定してじんわり温まる方式をとってます。そして40度で全身浴10分、を心がけたい。お風呂は人生でいいことがいっぱい。これからも入浴習慣はぜひキープしたいです。2022/07/03
Asakura Arata
7
自分は「温泉気候物理学会」に入っているが、一回も総会にでたことがない。その理事長の先生の著書。やはり半身浴より全身浴のほうがよいということ。いまどきポカリスエットを飲むことを勧めているのは珍しいと思ったこと。年寄りがサウナにはいりとき、あまり無理して水風呂に入らないほうがよいこと。その3点が収穫。2021/07/15