出版社内容情報
宗谷岬から襟裳岬まで、雪に閉ざされた670kmの稜線をたったひとりで歩きぬく
前人未踏の挑戦に挑んだ青年がつかみ取った「幸せ」とは!?
野村良太さんが分水嶺縦走中に地形図の裏面に書き記した日記を柱として、これまでの登山を振り返るルポルタージュ。
北海道大学WV部での登山との出合い、山仲間との登山と単独行の目覚め、知床・日高の単独冬季縦走、そして北海道登山の総仕上げとしての北海道分水嶺縦走を達成するまでをつづる。
目次
第1部 山の世界で生きていく(野球に明け暮れた大阪時代;北海道大学ワンダーフォーゲル部;休学届;単独行;計画;用品サポートと、テレビ番組;一度目の分水嶺)
第2部 北海道分水嶺縦断(宗谷岬を出発する;北見山地;北海道の屋根を行く;日高山脈へ)
著者等紹介
野村良太[ノムラリョウタ]
1994年、大阪府豊中市生まれ。日本山岳ガイド協会認定登山ガイドステージ2、スキーガイドステージ1。大阪府立北野高校を卒業後、北海道大学ワンダーフォーゲル部で登山を始める。2019年の「史上初ワンシーズン知床・日高全山縦走」で「北大えるむ賞」受賞。2022年2~4月、積雪期単独北海道分水嶺縦断(宗谷岬~襟裳岬670km)を63日間で達成。同年の「日本山岳・スポーツクライミング協会山岳奨励賞」を受賞したほか、史上2番目の若さで「第27回植村直己冒険賞」を受賞した(国内での活動としては初の受賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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