黒部源流山小屋料理人

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黒部源流山小屋料理人

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  • サイズ 46判/ページ数 160p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784635330848
  • NDC分類 786.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

北アルプス・黒部源流の山小屋、薬師沢小屋で働くイラストレーターのやまとけいこさんが送る、山小屋の厨房が舞台のエッセイ集!

「山小屋料理人」の仕事は、限られた食材をやりくりしながら、宿泊者と従業員のおなかと心を満たすこと。
日々の調理はもちろんのこと、ヘリコプターで運ばれてくる食材の管理を試行錯誤したり、隙あらば食材を狙う小動物との攻防戦を繰り広げたり――。そんな山小屋の厨房ならではの苦労や悩みを、従業員らと力を合わせて、工夫とユーモアで乗り越える。
食材やメニューを切り口にして、山小屋料理人が抱える苦悩と喜びをユーモラスな文と親しみのわくイラストで綴ります。食材に紐づくレシピも満載!

*本書は『山と溪谷』2023年1月号から24年12月号まで掲載した大人気連載に、書き下ろしの文とイラストを加えたものです

内容説明

北アルプス・黒部源流の山小屋、薬師沢小屋で働くイラストレーターのやまとけいこさんが送る、山小屋の厨房が舞台のエッセイ集!『山と溪谷』の大人気連載、待望の書籍化!

目次

米―ライスシャワーの贈り物
キャベツ―山小屋厨房登竜門
豚肉―メインディッシュを召し上がれ
豆腐―軟らかき白の女王
厨房エッセイ 山小屋食料難
ひじき―黒の海人、ひじき
トマト―命短し、食せよトマト
卵―卵は生きている
ニンジン―薬師沢小屋、若返りの水
リンゴ―リンゴとおもてなしの心
厨房エッセイ 生ごみ処理事情
ゴボウ―ゴボウ、日々是好日
ヨーグルト―ヨーグルト事件簿
小麦粉―小麦粉で語る故郷の味
鶏肉―鶏肉と山小屋と赤塚君
玉ネギ―生で辛く、炒めて甘く、傷んで臭い
厨房エッセイ 思い出の山小屋おやつ
タケノコ―春の味覚をいただきます
弁当―山小屋弁当いまむかし
納豆―世界最強、納豆菌の力
そうめん―幻の薬師沢そうめん
アイスクリーム―山の上のアイスクリーム
スパイス―山小屋生活は人生のスパイス
パン―幸せはいい匂い
カボチャ―種まで愛して
チーズ―山小屋にとろける幸せ

著者等紹介

やまとけいこ[ヤマトケイコ]
1974年、愛知県生まれ。山と旅のイラストレーター。高校生で初めて北アルプスに登り、山に魅了される。武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業。在学時はワンダーフォーゲル部に所属。卒業後はイラストレーターと美術造形の仕事をしながら、2003年より黒部源流の薬師沢小屋のほか、富山県の山小屋で働き始める。このころから絵を描きながらの海外一人旅もスタート。20年に長年通い続けた富山県へ移住。21年から薬師沢小屋の支配人を務める。夏は薬師沢小屋で働き、冬は下界で絵を描いたり文章を書いたりする仕事そしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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けんとまん1007

57
山小屋には感謝しかない。以前、山行をよくしていた時に、いくつもの山小屋にお世話になった。とにかく、居心地がいいのだ。食事も美味しいし、厳しい環境にあることの凄さを実感してきた。いい味が出てるなあ~。いろいろな苦労を、単なる苦労として捉えていないことが素晴らしい。去年から山行を再開したこともあり、また、行きたくなってきた。もちろん、山行者としての節度を持って。2025/05/08

ジンベエ親分

27
お友達のやまとけいこ氏の著作第3作。元々イラストレーターの彼女のイラストがこれでもかと挿入されたオールカラーの贅沢な本。私が本書に登場する「レジェンド小池さん」が支配人だった40年前の当小屋で4シーズンバイトしていて、この小屋に居候で頻繁に遊びに行っていた時期からの友達なので、何やかやで20年以上のつき合いになるのだけど、調べたら9年間薬師沢小屋は訪れていない。や~、バイクと登山は親和性は高いけど両立しない趣味なのよ…(笑) やまとさんの本を読む度に久々に行こうかなと思いつつ、今年も北海道ツーリングなのね2025/03/28

onasu

21
やまとけいこさんの(黒部源流)薬師沢小屋の3冊目は、(今は支配人だが)長く勤めた厨房での話。  山小屋の厨房と言えば、食材の調達が限られるというのが大元で、他には払暁からの仕込み、ピーク時のドタバタ、獣害(ヤマネは憎めないよう)なんかだが、こちらでは、それらを踏まえて食材毎に。  お好みは何話かある(余った)食材の越冬ものと、一番食指を動かされた豚の角煮。(次が豆腐の話だったので、触発されて晩飯に…)  山小屋に泊まるような本格的な登山はしないが、紙上では至ってのお気に入り。今回も楽しんでこられました。2025/04/22

roatsu

15
文中にもあるが、山小屋とはなんと滑稽で愉快なのかというフレーズそのままの、黒部奥地の山小屋の厨房で繰り広げられる日々のエッセイ。電気や物流等文明生活の恩恵が今も限定的な奥地の山小屋で登山客や自分達が幸せに腹を満たすため、やまとさんたちが食材・料理に創意工夫と試行錯誤で真剣に向き合う姿は尊く素敵。食べ物一つとっても常時大量消費・廃棄という異常が日常化した文明生活に制約がかかる薬師沢小屋の厨房は、食べ物に感謝し精一杯保存・活用していただくという人間の当たり前を甦らせる未来の厨房なのかもしれない。2025/03/26

Sato

14
電気も冷蔵庫もない山小屋で、登山者のために食事をつくる──そんな現場のリアルとぬくもりが、優しい文章とイラストで綴られた一冊。ヘリで年2回しか運べない食材をどう使いきるか、動物に食材を奪われない工夫、厨房の「笑顔が食堂に伝わる」という信念……読んでいるうちに、ただの料理エッセイではなく“生き方”の本だと感じました。「面倒くさいことほど、やった方がいい」という言葉に、じんとくる。自然と向き合いながら、目の前の誰かのために尽くす姿に、本当の豊かさを教えてもらった気がします。2025/05/05

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