内容説明
「私、シャンソンを習ってみたいの」という田部井淳子が発したひとことから、さまざまな経歴をもった女性6人が、実際に先生をみつけ、レッスンに励み、数々の障害をクリアして、シャンソンのコンサートを実現させてしまった。結婚、子育て、仕事、介護などの波乱に富んだそれぞれの人生と、素人がコンサートを開くまでのいきさつをからませながら、夢を実現させた経緯を描いたノンフィクション。
目次
プロローグ 三回目を迎えたコンサート
第1章 おでんパーティとシャンソン
第2章 しなやかな女性登山家
第3章 明るさと行動力の泉
第4章 思いに向かって一直線
第5章 半世紀前のタカラジェンヌ
第6章 コンサート実現への道
第7章 遊びゴコロの開花
第8章 司法への健気な挑戦
エピローグ 彼女たちの時代
エピローグのつづき 彼女たちのその後
著者等紹介
吉永みち子[ヨシナガミチコ]
1950年、埼玉県生まれ。東京外国語大学インドネシア語科卒業。競馬専門誌『勝馬』、夕刊紙『日刊ゲンダイ』で記者として活躍。5年の専業主婦を経て仕事に復帰。1985年、『気がつけば騎手の女房』で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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