内容説明
長良川河口堰のゲートが上げられる日は必ずくる。ニッポン型公共事業の愚行を問う。
目次
第1章 長良川効果
第2章 長良川河口堰とは何か
第3章 反対運動前史
第4章 新しい反対運動
第5章 国境を越えるうねり
第6章 破綻した建設根拠
第7章 長良川は今
著者等紹介
横山尚巳[ヨコヤマナオミ]
1951年大阪市吹田市生まれ。神戸学院大学法学部卒。1976年、6カ月間にわたり遠洋マグロ漁船に乗り込み、翌年、写真ルポ「航海日記」をカメラ雑誌に発表。その後、航空写真会社のカメラマンを経て学習塾経営に携わる。89年より長良川河口堰反対運動に関わり、92年にフランスの環境保護団体「ロバン・デ・ボア」の現地視察時および環境庁での記者会見の通訳をつとめたことをきっかけに、「山と渓谷」誌などに長良川河口堰関連の記事を寄稿し始める。また「身近な自然」をテーマに、道端の野草の写真を撮り続けたものを、「田舎暮らしの本」(宝島社)にフォトエッセイや野の花図鑑などとして発表している
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