辺境へ

辺境へ

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  • サイズ A5判/ページ数 239p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784635250085
  • NDC分類 290.9
  • Cコード C0095

内容説明

TV朝日「ニュースステーション」で、高視聴率を獲得した“秘境ドキュメント”の舞台を自らのカメラと文でレポート。また、いまは亡き冒険家・植村直己や夭折した写真家・星野道夫らとの思い出を綴った写文集。

目次

忘れえぬ人々―ヒマラヤの王国(ブータン)
太古の自然と裸族―南米大陸(ギアナ高地)
憧憬の嵐の大地―南米(パタゴニア)
ヒマラヤの辺境に生きる―西ネパール(ドルポ)
地球の裂け目をたどる―アフリカ大陸(グレート・リフト・バレー)
極北の民に学ぶもの―北極圏(グリーンランド)
幻の大峡谷―東チベット(ヤルツァンポ)

著者等紹介

大谷映芳[オオタニエイホウ]
1947年神奈川県生まれ。早稲田大学では山岳部に所属。卒業後NETテレビ(現在のテレビ朝日)に入社し、制作部、映画部、スポーツ部、報道部などで番組を手がける。1986年から2000年まで「ニュースステーション」の特集コーナーや自然系の特別番組制作で、世界の辺境を取材。ネパール、チベット、北朝鮮、ギアナ高地、南極、パタゴニア、フンザ、ヨーロッパ・アルプス、アタカマ高地、チトラル、パミール、オーストラリア、シッキム、ドルポ、グリーンランド、ミャンマー、インド、ムスタン、ユーコン、タンザニア、ケニア、サハラ砂漠、ペルー、新彊ウイグル自治区など、世界各地に足跡を印す。自身、パキスタン・ラカポシ北稜初登攀、K2西稜初登攀、チベット・クーラカンリ初登頂などの記録を持つ登山家でもある
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ジュースの素

5
80~90年代、テレビの秘境番組の取材を多く手掛けて来た大谷氏。 当時に比べれば秘境の枠はかなり狭まった感はあるが、まだまだ世界には どうしてそんな場所に住むの?と問いたいほど辺鄙な土地に暮らす人間が多い。先々の土地で、必ず考えるのは 先進国と言われる場に住む人々の脆弱さと「待つ」事を忘れてしまった我々の事だ。極北の地では数か月ぶりに昇る太陽を見たさに丘に登り、ネパール奥地では、何日もかけて馬でカトマンズの学校に行かせる娘を送る親など、気が遠くなるほどの時間や手間と共存して暮らす民がいる。写真もいい。2016/05/09

Yasutaka Nishimoto

3
ニュースステーションの海外映像を取っていた人の本。もう少し細部まで書いてくれると好みだが、あれだけの数の辺境を1冊にまとめられるのもすごいなぁ。ツァンポー川の話も出てくる。2016/12/05

カネコ

2
2012/09/04

kashimacchi

0
03年初版の若干古い本だが、リーマンではなかなか行くことができない「ブータン、ドルポ、ギアナ高地」など今読んでも当時と変わらない気持ちにしてくれる本。2010/06/24

Yasutaka Nishimoto

0
やってしまいました。9年前に1回読んでるらしい。2回目の今回は、旅のエッセイという感じ。ホントはもっと長大にしてほしい旅。なぜか現地の女の子がやたら出てくる。2025/03/31

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