ネイチャー・ストーリーズ
サルと歩いた屋久島

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  • サイズ B6判/ページ数 231p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784635230049
  • NDC分類 489.9
  • Cコード C0045

内容説明

海岸から、標高2000m近い山頂まで、連続して自然の植生が見られる屋久島の森。そこには、人間の存在など無視して暮らす、ニホンザルの自然な姿があった。群れを追ってサル社会の謎にせまり、サルを通して見た屋久島の歴史を描く。

目次

ハンミョウとフンコロガシ
猟師たちの目
森の変貌
西部林道のサル
群れが分裂した
照葉樹林で出会った動物たち
屋久島に暮らす
奥岳への回廊
オスザルたちの動き
メスたちの選択
オスたちはなぜ、複雄群をつくるのか
あこんき塾をつくろう
ヴィルンガの悲劇
ゴリラの森で考えたこと
ポレポレ基金の創設
学生たちの調査
ヤクシマザルの特徴とは何だろう
ヤクシマザル研究の重要性
世界遺産の島になる
学びの島であるために
オープン・フィールド博物館

著者等紹介

山極寿一[ヤマギワジュイチ]
1952年、東京生まれ。京都大学理学部卒業。京都大学大学院理学研究科教授。理学博士。1975年から屋久島でニホンザル、1978年からはアフリカ各地でゴリラの野外研究に従事。サルや類人猿の自然生活から、人間の進化史を考察してきた。最近は、ガボンで同じ森に共存するゴリラとチンパンジーの生態を調査している。屋久島では「あこんき塾」、コンゴ民主共和国では「ポレポレ基金」という自然と人の共生をめざす活動に参加(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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雲をみるひと

27
山極寿一氏の15年前の著作。屋久島やアフリカでの作者の活動が詳しい。特に屋久島においては、どのようにヤクシマザルの生態の研究を進めてきたかが直面した困難やサルの固有名詞とともに詳細に記されている。2022/02/22

カネコ

2
2014/09/23

0
若き日の作者の研究過程が垣間見れる。2009/04/05

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