Book for discovery<br> ときめく微生物図鑑

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Book for discovery
ときめく微生物図鑑

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  • サイズ A5判/ページ数 127p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784635202282
  • NDC分類 465
  • Cコード C0045

内容説明

最近、「プランクトン」と暮らしはじめました。微生物を巡る5つのStory。

目次

1 微生物の記憶(生きものはどこから現れる?;地球をつくりかえたシアノバクテリア ほか)
2 プランクトン図鑑(ようこそ顕微鏡の世界へ;シアノバクテリア ほか)
3 もっと!微生物(世界は微生物でいっぱい;原核生物 真正細菌(バクテリア) ほか)
4 世界をつなぐ微生物(分解して世界をつなぐ;微生物を利用する ほか)
5 ワンダフル微生物ライフ(プランクトンを採集する;プランクトンを見る ほか)

著者等紹介

塩野正道[シオノマサミチ]
ねこのしっぽラボメンバー。北海道大学で古生物学を専攻し、珪藻の化石に興味を持つ。2005年、光学顕微鏡1台を自宅に置き、全国各地の小さな生物の画像データベースづくりを始めた

塩野暁子[シオノアキコ]
ねこのしっぽラボメンバー。北海道大学で古生物学を専攻し、珪藻の化石に興味を持つ。2005年、光学顕微鏡1台を自宅に置き、全国各地の小さな生物の画像データベースづくりを始めた

鏡味麻衣子[カガミマイコ]
1974年、ドイツ生まれ。京都大学大学院理学研究科博士課程修了。理学博士。オランダ生態学研究所「NIOO」特別研究員、東邦大学理学部講師を経て、東邦大学理学部准教授。ライプニッツ淡水生態学・内水面漁業研究所「IGB‐Berlin」客員研究員。湖沼のプランクトンの食物網動態を研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

M

124
日本一美しい○○図鑑、とか、ときめく○○とか、聞き慣れてしまうほど蔓延しているタイトルですが、この図鑑は本当にときめきました。微生物への愛が深い。内容はマニアックながら、綺麗な写真と分かりやすい誘導で、生物学に不慣れな読者の心も鷲掴み。ミカヅキモとボルボックス可愛い。動画で見ていたい。ミジンコもこんなに種類が在るとは。神秘的な世界を味わえます。2016/10/14

kinkin

107
海、川、湖などどこにでもいる微生物について。微生物と言っても様々な形があるものだ。普段、微生物など(などと言っては微生物に失礼か)気にしていなかったが、読んでゆくと人との関わりが大いにあるようだ。チーズ、キムチ、ヨーグルトなどの食品は微生物のおかげ。微生物を食べる魚は大きな魚に食われやがて人の口に入ることなど。そして世界一臭いスウェーデンのシュールストレミングという缶詰の開け方が写真解説で載っていたり。この本を詠んでいたら顕微鏡が欲しくなった。図書館本2022/04/30

かりさ

74
遥か悠久の時代を感じさせる微生物。顕微鏡の中の世界はよりいっそうの興味を持ってときめいてしまいます。微生物への深い愛、深い考察に感動すら感じました。残念ながら返却日が迫っていたためさらっとしか読めなかったので、もう一度手元に置いてちゃんとじっくり入り込みたいです。いろんなときめく世界、本当に素晴らしい。2016/12/03

あじ

47
【地球生命誕生のおおもとは、隕石に乗ってやってきた微生物と考えられている】【バクテリアが光合成をした事で酸素が増え、オゾン層を形成するに至り、生き物の進出を後押しした】縁の下の力持ち“微生物”に、ときめく以上に崇拝の念を抱いてしまう内容だった。地味なようで華やかな仕事をする微生物、顕微鏡が万華鏡にすり替わった瞬間だ。また自身の排泄物で分解を研究する『糞土師』の存在…1974年以来トイレを利用した事は数えるほどしかないそうだ。彼もまた微生物にときめいてしょうがない一人に、数えて良いでしょう。2016/10/05

booklight

42
【拾読】そうか、微生物までときめいちゃうか。微生物視点でみると、大きい動物なんてポッと出のマイナーな存在。空気も土も石油も作ったのは微生物と考えれば、大きな動物とは違う別世界が広がっている。ということでときめきを利用して微生物を学ぶ。植物系のクンショウモ、イカダモ、ボルボックスなどから始まり、夜光虫、ユーグレナを経て、ミジンコ、アルテミアなど美しい写真が続く。バクテリア、アーキア、菌、カビ、キノコ、地衣類、粘菌、ウイルスなどもざっとおさらいできる。後はプランクトンを採取したりミジンコのモービルを作ったり。2023/04/02

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