生と死の分岐点―山の遭難に学ぶ安全と危険 (改訂第2版)

生と死の分岐点―山の遭難に学ぶ安全と危険 (改訂第2版)

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  • サイズ A5判/ページ数 302p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784635178099
  • NDC分類 786.1
  • Cコード C0075

目次

天候悪化―急変したときの危険性
落雷―自らが避雷針にならないために
ロープ―ハイテク時代とはいえ、なお切断の危険が
化学薬品―犯罪事件の謎解きのような事故
カラビナ―なぜ簡単に壊れるのか
アンザイレン―ハーネスがかかえる構造上の問題点
ブーリン結び―どうして使われなくなったのか
懸垂下降―絶対安全というわけではない
トップロープ―スポーツ・クライミング隆盛の陰に
登行器―パートナーの代わりにする〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

つちのこ

3
冬山登山や岩や沢のバリエーションルートを標榜するクライマーには読んで損はしない内容だと思う。山の遭難事例を学ぶことは自分の身を守ることである。それだけにこうした本を積極的に読むことも登山者としては必要であると思う。これは私にとって目からウロコの本だった。(1995.7記)1995/07/01

おこげ

3
とはんの話が主。日本とヨーロッパでは登山そのものが別物なのだね。しかし9級とかって一体どんなことになってんの2017/02/28

あき

2
経験や情報量の少なさからは予兆に気付けず、また慣れと軽い気持ちでは予兆を見逃してしまい、結果として些細なことで命を落としてしまう。リスクマネジメントの重要さを再認識させてくれた1冊だった。2007/11/24

まむし

1
山岳小説の大家新田次郎の著作には「山でこんなことがあって遭難した」という短編集がいくつか出ている。それらは取材や作者の体験談を元にしているとはいえフィクション。それに対しこの本は実話を元にした遭難/事故のまとめ。事実は小説よりも奇なりとはよくいったもので「まさかそんな」のオンパレードで、それでいて新田次郎の作品群における遭難シチュエーションに近いものも多く、改めて山岳小説に置ける偉大さも再確認2015/10/06

ressenti-man

1
ほとんどがロープクライミングの遭難事故の事例。雷が最初にあったりするが、その他のはごく一部。日本の遭難物はその他の、道迷いとかそれにまつわる判断ミスとかが中心なので、ちょっと意外だった。2011/11/26

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