内容説明
チョー・オユーで日本人初の公募隊を組織して以来、実に60人余の日本人登頂者をサポート。自らもエベレストに5回登頂、サポートの実績をもつ「8000メートル峰14回サミッター」(現在)の自伝的熱風録!
目次
第1章 ガイドのタマゴ
第2章 冬季チョモランマ登山隊
第3章 旅行業とアドベンチャーガイズ
第4章 日本で初めてのエベレスト公募登山隊
第5章 エベレストとローツェ登頂
第6章 山岳ガイドという仕事
著者等紹介
近藤謙司[コンドウケンジ]
1962年、東京に生まれる。高校時代より国際山岳ガイドの故・根岸知氏に師事。登山家で医師の今井通子オフィスに5年間在籍。山岳ガイドの仕事をベースに、講演、執筆、教育活動、自然や山岳スポーツを対象としたイベントの企画・運営・コーディネイトなどを手がける。日本人では数少ない国際山岳ガイドの資格を持ち、1998年、冒険と山岳ガイドの旅行会社アドベンチャーガイズを設立。国際山岳ガイド連盟認定山岳ガイド(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Tadashi Totsuka
2
この人の体力って並外れていますね。最高の国際山岳ガイドさんです。エベレストに5回登っています。エベレストの北壁を冬に冬に登った人はいないのですが、彼は8,450m地点まで行っています。冬の北壁の最高地点だそうです。2013年お笑い芸人のなすびさんがエベレストに挑戦した際には、彼が同行しています。その時は、あと100mのところで登頂を断念させています。酸素が足りなかった為です。その後、4回目の挑戦でなすびさんをエベレストの登頂成功に導いています。2018/06/25
Kazyury
0
正直なところ、なんだかよくわからん本。 高山って本当に簡単に人が死ぬんだーと少々驚き。 でも、この系統なら角幡さんの方が好みの文体かな。 とはいえ、南極はいってみたいな。登山はしないけど。2015/04/21
きくりん
0
うぉー、過去に読んでいた本の登場人物とここまで関わりがあったとは(゚д゚)。今井通子(カモシカ同人)のチョモランマ北壁や北朝鮮の山。野口健のキリマ・ンジャロ(アフリカ大陸最高峰)・・・2015/03/02
ケイ
0
山岳ガイドである著者の少年時代から現在に至るまでの半生記。人々との出会いに寄って道が開けていく様子を飾り気の無い自分の言葉で書かれている。その時その時で後悔のない選択をし続ける事が大事ということ。2019/05/30