レスキュー最前線 長野県警察山岳遭難救助隊

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  • サイズ B6判/ページ数 286p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784635171786
  • NDC分類 786.1
  • Cコード C0095

目次

第1章 新入時の抱負
第2章 ヘリコプター・レスキュー
第3章 レスキューにかける情熱
第4章 思い出に残る救助活動
第5章 女性隊員と家族の思い
第6章 現代の登山者事情

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

扉のこちら側

35
初読。2015年280冊め。救助隊の方々がどれだけ心血を注いで救助に当たっているかよくわかる。2015/03/13

ichi

30
【図書館本】県警山岳救助隊の方々の日誌みたいな文体でした。みなさん熱意のある方々で頭が下がります。2015/12/26

kawa

29
警察に山岳遭難救助隊なる組織あること初知り。自己責任原則が支配されるべきと思う趣味登山の世界に、少なくない公費を投入して遭難救助をする法的根拠が奈辺にあるか疑問だが、そう言う野暮なことは横に置いといて、遭難隊を経験した皆さんの手記は、体験作文?の当初イメージを翻すなかなかの面白さ。お手軽と思われるヘリコプター救助も山岳という制約の中でギリギリ命がけの活動の由。普段の交番勤務(我が住まいの管轄交番の警察官も登場)から事件が発生すると捜索隊員として現場に駆けつける方もいる。警察イメージが変わる活動だ。 2025/07/13

かいゆう

28
北アルプスなど3000m級の山岳を抱える長野県。遭難件数は年々右肩上がり。そんな長野県警山岳救助隊隊員たちの体験談。急激に天候が変化し風雨雪が吹き荒れ、視界がなくなる。山というものの怖さを思い知らされた。二重遭難の恐怖と闘いながら、早く助け出してあげなければと何時間もかけて山を登り下りする隊員たちの姿を、登山する人たちに、その家族たちに知ってもらいたい。救助はすぐに来られない。十分な下調べ、余裕ある行程、ビバークや多めの行動食の準備、体力を過信しない、そして何より体調や天候を見て諦める事も大事だと思った。2016/01/27

壱萬参仟縁

28
3年前の本。県警が山岳遭難事故統計をとりはじめたのは、昭和29年(1954)のこと。平成10年(1998)に増加傾向で今日に至っているという(8頁)。例えば、2010年の遭難件数は213件、避難者231人、死者39人で、山菜取りもまた、遭難事例となる(9頁)。間違いなく、今年の9.27御嶽被災の死者からすれば、戦後最悪というのは理解できる。水谷直人署員は、遭難した人からの「あなた方が来てくれなかったら、あのまま死んでいた」と何度も繰り返し、水谷署員自身のまたか、早く終われば、といった自分本位の考え 2014/10/08

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