アフリカ―豊饒と混沌の大陸 赤道編

アフリカ―豊饒と混沌の大陸 赤道編

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  • サイズ A5判/ページ数 269p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784635171342
  • NDC分類 294.09
  • Cコード C0095

内容説明

山に登り、川を下り、街をさまよった辺境縦断紀行1200日。スーダンからザイールまで。

目次

第1部 砂漠と要塞(タマーム、タマーム;あるラマダンの日;標高四千メートルの羊飼い;錆びた戦車)
第2部 サバンナの雪(クリスマスが来た;キリマンジャロ縦走;赤道の氷の窓;バナナ・ビールの味)
第3部 密林の掟(ゴリラの森、遙かに;ニイラゴンゴの犬;世界最悪路を抜けて;生命の水と市場船)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

itokake

12
表紙の羊飼いの少年のこの表情!長くアフリカを旅した著者が見た、生のアフリカが満載。ルワンダ内戦終結の年にルワンダ入り。隣人が隣人をナタで切り殺した後の、殺伐とした様子。独立直後のエリトリア、今でこそ「アフリカの北朝鮮」だが、当時は希望に満ちていた。エチオピアのはちみつ酒はフラスコで提供されるが、無数の小さなアリが浮いていた。スーダンでは旅行者からお金を取らない飲食店がよくあるという。イスラムのお客を大事にする精神かな。サハラ以南では「旅行者は金持ちだからおごってくれ」。2022/07/09

カネコ

2
◎ 1990年代のアフリカ旅行記。著者はキリマンジャロ縦走等素晴しい体験をしつつ、白昼のナイロビで強盗に襲われ首をしめられたりもする。アフリカの現実・明暗をストレートに伝えてくれる好著。本冊「赤道編」は第1部スーダン・エチオピア・エリトリア、第2部タンザニア・ケニア・ウガンダ、第3部ルワンダ・ザイール(現コンゴ民主共和国)。2009/07/27

廣瀬広恵

0
文章を頭の中で映像化すると、のけぞりそうになる。 未だ見たことのない風景や、熱気を体験したいという思いもあるけれど 自分には無理だと気付く。 著者はまだしも同行者であろうMさんに脱帽! 2013/04/02

naooooon

0
旅行というか、なんというか。山登りメインな感じです。読んでたら、山に登ってみたくなります。まあさすがに著者の真似はできないだろうと思いましたが。すごいわ、この人。

のんき

0
著者経歴に学生時代探検部所属とあるのがなるほどと思える、山登りだとか川下りだとか冒険的要素たっぷりの旅行記。身ひとつでぽんと飛び込む著者の姿にハラハラドキドキ。2010/07/06

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