内容説明
舞台はアラスカ、ヒマラヤ、パタゴニア、そして日本。本書はアルパインクライミングという“異界”への招待状である。
目次
第1部 アルパインクライミングの世界へ(アルパインクライミングの神髄;強くなるということ;目標を持つということ)
第2部 クライミングの大地へ(2006年アラスカからボリビアへ バックスキン氷河、ハンター、イリマニ南壁の登攀 一本のラインを追いかけるということ;2008年アラスカ ベアートゥース北東壁とデナリ継続登攀 百聞は一登にしかず;2006・2008年ネパール カンテガ北壁敗退 山をナメるな!失敗がもたらすものの大切さ;2010年カナダ・ユーコン地方 「糸」―ローガン南東壁初登 「一期一会」山、人、そしてそのつながり;2010年カラコルム ラトックI峰北面トライ 求められるのは忍耐と幸運;2014年カラコルム K7西峰支峰バダル・ピーク初登 まだ見たことのない新しい世界への夢;2015年日本 瑞牆山~小川山ボルダリングサーキットの試み 「数をこなす」ことをアルパインにつなげる;おわりに 瑞牆山十一面岩正面壁「泉」開拓 そしてその先の世界へ)
著者等紹介
横山勝丘[ヨコヤマカツタカ]
1979年4月5日、神奈川県相模原市に生まれる。1998年、信州大学理学部入学と同時に信州大学山岳会に入会。学生時代にエル・キャピタン、ヨーロッパアルプス、冬壁、各地の岩場の開拓を山岳会のメンバーとともに経験する。2005年のアラスカで、海外登山を中心に据えた生活に目覚める。以来、アラスカ、アンデス、ヒマラヤ、パタゴニアなどに足を運ぶ。それと並行して、北米やヨーロッパのフリークライミングツアー、辺境の地での岩場開拓にも精を出す。パタゴニア・クライミングアンバサダー、国立登山研修所講師、信州大学学士山岳会所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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レコバ
kuribosu
R
志村真幸