内容説明
野山・水辺ですぐ役立つファーストエイド&レスキューの最新テクニック。週末の楽しいアウトドアが、一瞬の出来事で悲惨な事態へ…「命を落とさないためには?」最新の遭難者探索システムや海の安全管理マニュアルも収録!
目次
序文 これだけは知っておきたい3つのキーワード
第1章 ファーストエイド
第2章 キャンプ場周辺のトラブル
第3章 川と川辺の安全管理マニュアル
第4章 海と海辺の安全管理マニュアル
第5章 山のトラブルと回避策
著者等紹介
藤原尚雄[フジワラヒサオ]
1958年大阪府生まれ。大雪山系の麓のトムラウシで、大自然に囲まれた生活を謳歌している。雑誌『Outdoor』(山と溪谷社)の編集、専門誌『カヌーライフ』の創刊編集長を務めたのち、フリーランスとしてアウトドア関連および防災関連の雑誌、書籍のライターとして活動する傍ら、消防士、海上保安官、警察機動隊員などに急流救助やロープレスキュー技術を教授するインストラクターとしても活躍中。総務省消防庁消防大学校や各県の消防学校の非常勤講師でもある。ラフティングのリバーガイド歴は20年で、RAJ(ラフティング協会)専務理事・講師も務める
羽根田治[ハネダオサム]
1961年埼玉県生まれ。フリーライター。山岳遭難や登山技術の取材経験を重ね、山岳専門誌『山と溪谷』や書籍などで発表する一方、沖縄、自然、人物などをテーマに執筆活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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niki
3
先日ようやく登山に行った。電車で行けて一番近くて一番低い山。YAMAPで地図もダウンロードした。水も2リットル持った。 だけれどスマホの電池はどんどん減るし、圏外になって地図は反応せず。崖みたいなところもあるし、帰りは誰にも会わなかった。山に関する本は何冊も読んできたけれど、どんなに低い山でも遭難するのは簡単だなぁと思った。 そしてこの本。スマホは機内モードにすれば良いのか、なるほど。症状別に初期対応が説明されているが、「アキレス腱が切れた場合」を読みながら血の気が引いて気持ち悪くなってしまった。むむむ。2024/02/10
skr-shower
1
山も海も行けないけれど、蜂や毒虫は身のまわりに出現する。全部は覚えきれないけれど、できる対処が少しでも増えるように。2021/08/19
鉄鍋
0
自分が遭難した気分になってドキドキして読んだ。登山者にとって最近になく参考になった指南書だった。2024/08/02