内容説明
ハンモックを野営道具とする、登山スタイル教本。
目次
1 なぜ「ハンモックハイキング」なのか
2 基礎知識
3 設営の条件と手順
4 設営場所の探し方
5 必要な装備の考え方
6 使い方のアレンジ方法
7 ハンモックにまつわる疑問
著者等紹介
二宮勇太郎[ニノミヤユウタロウ]
1982年、広島生まれ。20代前半から始めた登山がきっかけで歩き旅のおもしろさを知り、2012年にPCTをスルーハイク。その後、三鷹のアウトドアショップ「ハイカーズデポ」に就職。ハイキング&バイクパッキング両方でアメリカの人力縦断を経験しているノウハウを生かし、現在は店長として店頭業務を切り盛りしている。アメリカ縦断のバイクパッキングでは、1カ月半の間、ハンモックで寝泊まりし、ハンモックの限界を探った。イベントやワークショップの開催をはじめ、雑誌、WEBなどの各種媒体で“ハイキングにおけるハンモックの有効性”を訴え続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Tatsuhito Matsuzaki
10
本書では、ハンモックの基礎やハイキングに適したハンモック、設営の条件&手順、必要な装備等について紹介しています。 ハンモックは樹木の間に張る休憩用のイス的なイメージでしたが、適した場所なら冬場でもハンモック泊が可能なことを改めて認識しました。 また、使いはじめると、これまでただの森林の一部として目に写っていた樹木が、時に寝床を作るための大事な支柱と見えるようになるという言葉には、著者のハンモックに対する思いと「ものの捉え方・考え方」の転換と柔軟性が必要だと感じました。2023/02/15
ひねもすのたり
7
時々行くキャンプ場でハンモック貸し出しプランが出来たので読んでみました。 真冬にハンモックで寝ている(泊ったことがないからわからないけどたぶん泊っている)オッサンとかガチ勢っぽいと思ってたんだけど、初心者にもわかりやすく書かれているのでちょっと敷居が下がった感じ。 ただハンモックを吊るす木にヘビとかいたら怖いよね・・・★32023/03/04
PapaShinya
1
2,3年前に里山ハイクしていたら、ハンモックキャンプしている人に遭遇した。テントキャンパーとは違う解放感が、何となく羨ましかった。それ以来、気になっていたハンモックハイクですが、こんなにわかりやすく書いた本があったなんて。自転車キャンプが流行っているが、実はハンモックと自転車キャンプは相性が良いような気がする。その辺のことは、この本には書かれていないが、ロングトレイルとハンモックの相性がいいなら、自転車キャンプでも・・・と妄想してみた。ぜひ挑戦してみたい。2023/04/22
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