証言雪崩遭難

個数:
電子版価格
¥1,683
  • 電子版あり

証言雪崩遭難

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2025年09月02日 20時36分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 288p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784635140317
  • NDC分類 786.1
  • Cコード C0075

出版社内容情報

多数の遭難当事者から多角的に取材、彼らの証言から得られた雪崩事故の実像とは――。

2007年から2021年まで、全国で起きた雪崩事故を検証、最新の事例ごとに時系列で展開したノンフィクション読みもの。
事故の当事者たちから直接取材し、詳しく話を聞いた、いわば「遭難者の証言」である。

3件の事故に関しては、降雪結晶による雪崩事故、湿雪パウダーによる雪崩事故、しもざらめ雪による雪崩事故の分析を挿入し、雪氷学の専門家が科学的見地から解説している。

内容説明

最近起きた7件の雪崩事故を徹底検証。雪氷学の専門家が雪崩発生のメカニズムを解説し、遭難当事者に取材して、彼らの証言から得られた雪崩事故の実像を解き明かす―。

目次

十勝連峰・上ホロカメットク山下降ルンゼの雪崩事故(2007年11月13日)
十勝連峰・上ホロカメットク山化物岩の雪崩事故(2007年11月23日)―雪崩トランシーバー携行の有無が生死を分けた事例
大山・別山沢の雪崩事故(2016年2月28日)―油断から雪崩を誘発、自力脱出した事例
北アルプス・立山浄土山の雪崩事故(2016年11月29日)―大学WV部の学生が雪崩を誘発、遭難した事例
尾瀬・燧ヶ岳の雪崩事故(2019年3月9日)―「ココヘリ」を持った単独スキーヤーが雪崩に埋没、死亡した事例
北アルプス・白馬乗鞍岳裏天狗の雪崩事故(2020年2月28日)―スノーボーダーが雪崩に埋没、三時間一分後に無事救出された事例
大雪山・上川岳の雪崩事故(2021年2月28日)―コンパニオン・レスキューの成功例、低体温症への保温と加温

著者等紹介

阿部幹雄[アベミキオ]
1953年愛媛県生まれ。写真家、ビデオジャーナリスト。雪崩事故防止研究会代表、雪氷災害調査チーム前代表、(公社)日本雪氷学会、北海道大学山とスキーの会。中国高峰の遭難で生き残り、長く遺体の捜索収容活動を行なってきた。その体験から「山から生きて還る」ことを目的に雪崩教育のボランティア活動を行なっている。第49、50、51次日本南極地域観測隊セール・ロンダーネ山地地学調査隊のフィールドアシスタントを務め、研究者を支えた。フリーズドライ製法の南極野外食を開発。南極野外食は宇宙食となり、日本人宇宙飛行士に提供されている。今年新たに5品目の「宇宙日本食認証」を取得した

尾関俊浩[オゼキトシヒロ]
1968年北海道生まれ。北海道教育大学教授。理学博士。2010年から14年、公益社団法人日本雪氷学会雪崩分科会長。2017年から21年まで日本雪氷学会理事。雪氷物理学を専門とし、雪崩や着氷雪などの雪氷災害科学の研究を行なう。また、雪や氷を使った理科教材の研究にも取り組んでいる。北大基礎スキー部OB。この10月、北海道教育大学札幌校キャンパス長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やん

3
近年起きたいくつかの雪崩遭難について丹念に取材し解説している。救助され生還した人が被害に遭ったときに感じたことや救助者の心境まで書かれているので読み応えがある。同行者に救助されたり付近にいたグループの助けを借りて救出されたケースでも、助かったのは偶然の要素も少なくないと感じた。十分な装備や準備があっても雪崩に巻き込まれることがあるので、無装備や十分な訓練も受けずに雪山に入るのがどれほど無謀なことなのかがよくわかる。埋もれた人を無事助け出すことは遭難者はもとより救助者自身の心をも救うことになる。2024/03/08

takao

3
ふむ2023/12/04

a.i

2
★★★興味深い内容なのに誤植が多いせいで、後半はそればかりが気になってしまった…2024/07/22

onepei

2
冬山で雪崩に遭う遭わないは、ただの運の問題のような気持ちになる2024/01/21

chuji

2
久喜市立中央図書館の本。2023年12月初版。書き下ろし? 自然をナメるなよというお譚。2023/12/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/20718721
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品