目次
第１章 ハラタケ類
第２章 ヒダナシタケ類
第３章 腹菌類
第４章 キクラゲ類
第５章 子のう菌類
第６章 新規収録種
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
36
フルカラー、種類別。圧倒される情報量です。…キノコのことを何も知らない人間は途方に暮れるはず。自分は「白いキノコ、白いキノコ…」と色だけでまずはパラパラめくりました。ありがたいことに比較的手前にあったので早く見つかったけれど、色とかどんなところに生えるかといった目印で検索できるやり方の図鑑が欲しいなあ…。見つけた後はのんびりめくり、キノコ好きな友人好物のキノコが「生食は禁物」となっていて笑ったりしました。巻末に料理法が紹介されている楽しい表があって、「最近中毒例が出たので食べないこと」に大受け。2022/08/11
とんかつラバー
12
同定用にギリギリ持ち歩けなくもないサイズで、図鑑としては一番実用的で充実している。種類の網羅だけでなく、味のランキングやオススメの調理方法まで細かく記載されている。筆者が毒キノコに当たった時の症状まで記されていてすさまじいキノコ愛と情熱を感じる。写真もすばらしく、色とりどりのキノコの姿を見ているだけで楽しい。2023/03/31
びぃごろ
10
945種を網羅（ハラタケ533/ヒダナシタケ190/旧腹菌56/キクラゲ21/子嚢菌145） コケの間から発生しているきのこ写真は何とも堪らん。コケと相性のよい種を記憶に留めておくとよろしかろう( ..)φメモメモ2016/10/08
ソラーレ
8
きのこの魅力を再発見した！とても美しい写真集。日本のきのこ945種類の情報があるのは圧巻。面白い所はきのこの料理やそれぞれのきのこの味区分が載っていること。また毒キノコについても食べたらどんな症状になるか詳しく書かれている。よく観察すると近所の公園にもたくさんきのこがある事に気付いた。しかし、本書を持ち歩くには大きくて重い。 2022/07/23
shibatay
2
わたしにとってこの本は図鑑ではなく、写真集であり読物。改訂版で毒きのこ扱いになったものが多く、研究が進んでいることを実感。伊沢正名さんの20年前の若々しい感性には何度写真を見ても感動させられる。2014/08/25
