内容説明
日本で見られるカエル43種類を、美しい白バック写真と自然写真あわせて約300枚の写真で紹介。日本産サンショウウオ21種類も紹介。
目次
ヒキガエル科
アマガエル科
アカガエル科
アオガエル科
ジムグリガエル科
サンショウウオ・イモリの仲間
著者等紹介
松橋利光[マツハシトシミツ]
1969年神奈川県生まれ。写真家。両生類や爬虫類、水辺の生物などを専門に撮影している
奥山風太郎[オクヤマフウタロウ]
1977年東京都生まれ。両生類や爬虫類を専門とするライター。日本にすむ両生爬虫類を知るために、中国をはじめアジア各国に足を運び、フィールドワークを重ねている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さきん
24
ヘビ、トカゲ、カメシリーズは持っていた。今回はカエル、サンショウウオと両生類。トノサマガエル、ツチガエル、ヒキガエルぐらいの違いがわかっていたが、タゴガエル、アカガエル当たりになると怪しくなり、沖縄諸島はもはやカオスでわからない。本土にいるのは22種。沖縄方面で21種。亜種も含める。分類もまだ定まっていないようで、今後も分け方が変わるかもしれないが、遺伝解析が進んで全体像が明らかになっているところ。サンショウウオもトウキョウサンショウウオ、クロサンショウウオ、日本イモリは飼育経験ある。2018/10/20
アナクマ
21
アズマヒキガエル(東日本)よりニホンヒキガエル(西日本)が少し大きくて、屋久島のは特に大きいと。だけど子どもは激小。北海道・東北では親も小ぶりに。東西の見分けは難しい。ヒキガエルの仲間は他にナガレ(富山〜和歌山)、ミヤコ(宮古島)、オオヒキ(小笠原、石垣島)。◉ウシガエルは親子ともに巨大。◉オタマジャクシの見分けができるようになりたい。◉安定のヤマケイ図鑑ですが、こちらは2002年初版で、2015年改訂版あり。2019/06/12
chikabanokitaro
2
掲載写真が素晴らしい!撮影者の被写体に対する愛情が伝わってくる。
お茶
1
蛙って可愛いなあ、と思い購入したのだが、私が好きな蛙はアマガエルやヌマガエル、アオガエルなどの小さい蛙なのだということが分かった。逆にウシガエルやヒキガエルなどの大物はあまり好きになれない。自分のカエル愛・蛙レベルが分かる試金石といったような本。可愛いところも、気持ち悪いところも、全部好きになれるのが本物のカエル・マスターなのだと思った。解説の奥山風太郎(なんて素敵な名前だ)、写真の松橋利光は間違いなくイルでドープな蛙・クレイジー。二人の熱にあてられて、頭の調子が悪くなるくらいにカエルを愛したいと思った2014/06/23
ぼす
0
この値段で同定方法も書いてある、素晴らしい!カエル好き必須の一冊。2014/01/11