内容説明
川原や海岸で拾える岩石30種の色や模様のバリエーションを紹介。拡大写真や水に濡らした写真で各岩石の共通点や特徴が一目でわかる!
目次
第1章 火成岩(深成岩;火山岩)
第2章 堆積岩(火山砕屑岩;砕屑岩;生物岩)
第3章 変成岩(接触変成岩;広域変成岩;断層岩)
著者等紹介
西本昌司[ニシモトショウジ]
愛知大学教授、博士(理学、名古屋大学)。広島県三原市出身。筑波大学大学院地球科学研究科修士課程修了。名古屋市科学館学芸員などを経て現職。名古屋大学博物館研究協力者。NHKラジオ「子ども科学電話相談」回答者
中村英史[ナカムラヒデフミ]
高知県出身。東京写真専門学校(現東京ビジュアルアーツ)卒業。東京都内のコマーシャルフォトスタジオでの10年間の勤務を経て、フォトグラファーとして独立。現在は商品撮影を中心に、建築、飲食等、商業写真全般を対象として活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遠い日
5
「くらべてわかる図鑑」シリーズ。岩石は地球からの手紙だ。長い長い時間をその中に閉じ込め、読み解くように差し出された手紙。どこで、どれくらいの温度や圧力や、さまざまな影響下で、どんなふうにできたのか?岩石、この無骨でいて繊細なるもの。2023/10/21
たくさん
0
宝石などに興味を持つ子は多い。だけれど、すぐにそこらへんの石と宝石を同列化したがる。それでも好きだから勉強したいとおもうならばこういう基礎から学べるものが必要なのかな。火成岩堆積岩変成岩の説明や傷をつけて判断とか最初の部分にとても重要なものがちゃんと載ってあり、そこを大人の説明する人がうまく興味が持てるようにすれば自分でも判断となるのだけれど好きさ加減で個々で大きく違ってくる。身近な石を判断できると奥深くなる世界なのかなと思いました。(素人ですみません)2024/05/24
kaz
0
種類が多くてかえってピンと来にくかったが、実物を見るとまた印象も変わるのだろう。図書館の内容紹介は『川原や海岸で拾える岩石30種について、色や模様のバリエーション、主な構成鉱物、分布、類似種との違いなどを紹介。各岩石の共通点や特徴が一目でわかるように、拡大写真や水に濡らした写真を掲載する』。 2023/12/21
さな
0
同じ著者のナツメ社から出ているほうと迷ってこちらを購入。ほかの岩石の図鑑も見たが、この本のいいのはとにかくバリエーションが多いこと。流紋岩やチャートなど、同じ分類だが見た目の異なる岩石の写真を大量に掲載。モノによっては同じ岩石を水に濡らした写真もあり、観察の仕方もよくわかる。ジオパークに行った際にじっくり観察するときに使いたい。あと、この内容でボニナイトも紹介されていたのがポイント高い。2023/11/12