内容説明
もっとも身近なカエルといえば、何といってもアマガエル。でも、彼らの生態をどれだけ知っていますか?アマガエルまるごと1冊で、あなたの知らないアマガエルに迫ります。
目次
ワタシハアマガエル(クローズアップ!アマガエル;アマガエルなら、好き?;日本のアマガエル ほか)
ふえる・育つ(だきついたら、はなさない;産む;卵 ほか)
アマガエルのいる場所(春は田んぼ;梅雨までは田んぼ;真夏は草っぱらや森に ほか)
食べる食べられる
著者等紹介
秋山幸也[アキヤマコウヤ]
1968年、神奈川県生まれ。相模原市立博物館学芸員。博物館では植物分野を担当しているが、小学生のころから鳥類、両生類、爬虫類、哺乳類に興味をもって野外観察を行ってきた
松橋利光[マツハシトシミツ]
1969年、神奈川県生まれ。写真家。カエルやへびといった両生爬虫類を中心に、野鳥や水辺の生き物、各種ペット類の撮影を行う
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
pino
94
アマガエル・ファンには、たまらない一冊。カエル?うん好き。と言う人が読んでも損はないと思います。知ってるようで、知らないアマガエルの世界が楽しめます。文・写真も「素」が感じられて良かったです。へばりつくのが得意で、体の色を変え、水の中より、草っぱらで生活しているアマガエル。オタマジャクシはカエルの中でも大きいとは。繁殖時のサイレント・オスの戦略は「ねるとん紅鯨団」の「ちょっとまった~」を彷彿とさせます。稲作の歴史とアマガエルの話は興味深かったです。カエルと遊んだ日々もよみがえる様な著者の愛がこもってます。2012/10/03
ユカ
40
読メのお気に入りさんが、ときどき写真でつぶやくアマガエルちゃんがすんごくキュートで、興味がわいて図書館で借りました。生態や生息場所、飼い方まで書かれています。もともと生き物は好きですが、哺乳類鳥類以外はちょっと苦手でした。…でもアマガエルってかわいい!食べ物は虫なわけだけど、ごっくんするのに眼球を使うなんてすごい!生息場所は田んぼとのことですが、うちの周りは一生懸命探さないとない。このまま田んぼなくなったり、しないよね?2014/07/02
kinkin
30
アマガエルファンにはたまらない本。夏になるとうちの庭にも現れます。2014/04/14
けんちゃん
22
読友さんのご紹介本。アマガエルの生態、へぇ~と感心したり、驚いたり…絶妙なショットの写真とわかりやすい内容に心奪われっぱなしでした。ヒバカリに喰われるアマガエルの後ろ姿は、自然の姿をくっきり映し出してくれます。残酷なことですが、これなくしては、自然はバランスよくいかないのですよね。この自然の中に人間も共存しながら、うまくバランスを保っていけるように、アマガエルたちがいつまでも元気に歌えるように…と願います。2012/10/26
むぎじる
18
アマガエルのきれいな形にうっとりしながら読んだ。前足の指は4本、後ろ足の指は5本で、水かきも少なくて・・・知らいないことがたくさんあった。写真も豊富で、本当に楽しかった。2013/02/03
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- 和書
- ハイヌウェレの手