こちらの商品には新版があります。
内容説明
「ドングリや松ぼっくりを探す?いい年をした大人がすることじゃあないね」そう考えているとしたら大間違い。第一、実としてはユニークだ。子孫を残すという目的に徹しているから、形も機能的で美しい。どちらも多くの種類があるが、形がちがうのはそれぞれ生き方がちがうため。大人ならそれを実感できる。
目次
ドングリの森(雑木林;照葉樹林)
ドングリの正体
雑木林ですぐ見つかるコナラ
やはり雑木林に多いクヌギ
西日本の雑木林には多いアベマキ
柏餅でおなじみのカシワ
山のブナ林に多いミズナラ
庶民も楽しめる秋の味覚クリ
どこにでもあるカシ、アラカシ
関東ではよく生け垣にするシラカシ〔ほか〕
著者等紹介
平野隆久[ヒラノタカヒサ]
植物写真家。日本写真家協会会員。1946年東京都生まれ。大学在学中から、草や木が四季折々に見せる一瞬の表情を追いつづけている
片桐啓子[カタギリケイコ]
フリーランスの書籍編集者。1948年静岡県生まれ
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
RX78
17
ドングリと松ぼっくりを詳しく紹介。松ぼっくりにも色んな種類があるんだなー。2020/11/27
遠い日
6
写真は美しく豊富、解説も詳しい。なんとも愛らしいドングリたちのいろいろが楽しい。「ドングリの背くらべ」とは大して差がないことを言うときに使われることがだが、なんのなんのその違いは歴然として、みな個性的だ。松ぼっくりも負けず劣らず。子どもが大きくなってしまって、ドングリも松ぼっくりも縁遠くなったが、ひととき秋を楽しんだ。2013/12/01
ネロ
0
クリのこともドングリっていうのかぁ..殻斗(イガ)、堅果(ドングリ)など名称も耳慣れない言葉ばっかりで楽しかったです。ちょっと今からの季節、山歩きをしたくなりました。2011/11/26