内容説明
夏休み、少女が大人っぽくなった原因とは?スズメが厳しい冬を乗り切るテクニックとは?日本の野生生物の日々をゆるく解説した4コマ漫画図鑑。
目次
春(ギフチョウ;アカネズミ ほか)
夏(カッコウ;ホトトギス ほか)
秋(キイロスズメバチ;オオスズメバチ ほか)
冬(ツキノワグマ;イスカ ほか)
著者等紹介
一日一種[イチニチイッシュ]
野生生物の魅力を伝えたくて漫画やイラストを描いている元野生動物調査員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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鱒子
74
Kindle prime 生物の生態を楽しく描いた4コマ漫画です。正しく豊富な知識、かわいいイラスト、すごく面白かったです。p32カナヘビって噛むのが求愛行動だったのね、知らなかった。弱いものいじめだと思って邪魔した事があります、ホントごめん、余計なお世話だった(汗2020/03/17
Kentaro
44
スズメ目のモズは、獲物を木のトゲや人工物の先の尖ったところに突き刺す「はやにえ」を行い、これまでは、縄張りを誇示する行為などと思われていたが、こうした行為を行うことで、冬でも栄養状態を保つのに役立ち、繁殖率も高いのだそうだ。 北海道に生息するネズミ目リス科のシマリスは、頬袋があるため、ドングリなどの木の実を6つ位まとめて運べるため、巣穴を作り、一年の半分くらいを冬眠して、たまに起きてはドングリなどを一つづつ食べて生きながらえる。 しかし、頬袋を持たないエゾリスやニホンリスは、冬眠はしない。2020/01/13
OHモリ
27
・1日1種さんは3作目。続編もあるらしい。4コマ漫画で描かれた副題の通りの「身近な生きもの観察図鑑」的な身近な鳥や動物たちを題材にした愛と豆知識にあふれたコミックエッセー。 (春)「梅にウグイスだね」「メジロだよ、バーカ。あれは梅にメジロ」ときてオチは「あれは桜や」よくありそうで笑えた。 (夏)「鳴かぬなら 鳴くまで待とう ホトトギス」と思った家康だったが、鳥は「カッコウ」と鳴いた。これも笑えた。 (冬)寝すぎて寝ぐせになったスズガモと間違われたキンクロハジロも笑えた・・・そんなネタ満載 2023/07/19
流之助
22
Kindle Unlimited。タブレット推奨。 カラーページで読むと尚よし。 バードウォッチングしたくなる本だが虫注意。イラストで描かれてはいるが苦手な人は凝視しないように。この本を片手に散策するといいかも。 コラムも面白い。2020/01/09
春風
20
春夏秋冬で章立てされ、哺乳類はもちろん、両生・爬虫類、昆虫、貝、キノコ、、とあらゆるいきものが4コマ漫画で登場する。いきもの同士の相互関係を表現するような構成の連作漫画。いきものの習性が、客観的にそして印象的に描かれていて、漫画という媒体をフルに活用していきものへの興味を駆り立てる作品。コラムでは、マニアックな視点もたびたび登場し、こどもから大人まで楽しめる。2020/03/05