内容説明
ことばがわかれば世界がかわる。言語の面白さを知りたい人へ。世界の言語の魅力に触れるビジュアルブック。
目次
アラビア語
イタリア語
インドネシア語
ウズベク語
ウルドゥー語
英語
カンボジア語
スペイン語
タイ語
チェコ語
中国語
朝鮮語
ドイツ語
トルコ語
日本語
ビルマ語
ヒンディー語
フィリピン語
フランス語
ベトナム語
ペルシア語
ベンガル語
ポーランド語
ポルトガル語
マレー語
モンゴル語
ラオス語
ロシア語
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
39
あいうえお順に28言語が同じスタイルで紹介されている、楽しい言葉のガイドマップです。隠れたメジャー言語・アラビア語から始まり、世界一周旅行を楽しむような気持ちで眺めました。ちょっとしたトリビアも面白くて、世界一長い首都名バンコクに驚き、中国の「炒めアイス」に首を傾げ、フィリピン語は動詞が冒頭に来ると知ったり…とマメ知識をゲットして大満足でございます。肝心の言語ですが…英語を学ぶので精一杯です…。2024/11/30
おおにし
17
28言語である理由は、東京外国語大学で学ぶことができる言語が28種類であるから。ベンガル語、ウルドゥー語というようなどこの国で使われているのか分からない言語も28の中にはいっている。今のモンゴル文字はロシア語のアルファベットを使っているなど外国語の知識がいろいろ学べる本。付録の基本例文集では短い例文を各言語で記述されていて、構文の違いが一目でわかる。英語と中国語の構文は近く構文としてはメジャーであるが、日本語の構文に近いのは、朝鮮語くらいしかないことが興味深い。2024/11/23
アリーマ
12
タイトル通りの本。東京外大編纂。ここで専攻できる言語のみを網羅している。各言語7ページで、各言語どんな成立過程を経て、どういう感じの言語かが、ごくごくざっくりまとめられている。深くはないがさわりの部分は俯瞰できる。一つの言語をやろうとする時、根幹的にこれはどういう言語かを提示する学習書が意外とないので、こういう俯瞰した本の存在意義はあると思う。例えば初歩学習中の中国語とか文法構造を俯瞰した内容が参考になった。ただせっかく専門家が書くのだから、もう少し学術的な背景を突っ込んで欲しかったかなあとも。★★★★2024/12/20
ぽけっとももんが
11
読んでいる途中置いていたら、家人が珍しく(今まで記憶にはない)手にとって「これで勉強してんの?」という。なんだかなぁ、そういうんじゃないんだよ、そもそも勉強ってなにさ。見たこともない文字を、さっぱりわからない文法を、その国を代表する観光地や食べ物の写真を眺めるのが楽しいんじゃないか。2025/01/06
お抹茶
5
国の概要,会話,文字と文法をコンパクトに紹介。言語好きにうってつけ。ウルドゥー語では,初対面の相手や社会的な地位が高い人が主語の時は動詞も人称代名詞も複数形。ベトナム語には語形変化も過去形も未来形もない。自分と相手の関係によって一人称や二人称が変化。ビルマ語の人物指示詞では血縁関係がなくても親族名称を使い,娘(သမီး)が私の意味にもあなたの意味にもなる。トルコ語では,単語にいろいろな接尾辞をつけることで文中の働きを示し,母音調和が大きな特徴。日本語と似た語順や,主語が必須ではない言語も意外とある。2024/12/19
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- 和書
- 表現の自由の苦難