ヤマケイ文庫<br> ヒルは木から落ちてこない。―ぼくらのヤマビル研究記 (増補版)

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ヤマケイ文庫
ヒルは木から落ちてこない。―ぼくらのヤマビル研究記 (増補版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 384p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784635050074
  • NDC分類 483.9
  • Cコード C0175

出版社内容情報

進む研究、覆る定説!
子どもたちの好奇心の実戦科学の書。

2021年刊行の『ヒルは木から落ちてこない。ぼくらのヤマビル研究会』をその後の研究成果を増補してヤマケイ文庫化。

鈴鹿山脈の麓で暮らす小中学生が、自らの好奇心をもってヤマビルの研究に挑んでいます。
定説を覆すような発見や知られざるヤマビルの能力を次から次へと発見しています。
子どもたちの科学的好奇心と思考力、行動力に感嘆する一冊です。

内容説明

三重県鈴鹿山脈の麓に住む子どもたちが、吸血生物のヤマビルの研究に日夜挑んでいる。知られざるヤマビルの能力や定説を覆すような発見を次から次へと発表。子どもたちの科学的好奇心と思考力、行動力に感嘆する一冊。

目次

第1章 ヒルとの出会い
第2章 ヒルの弱点を突き止めろ
第3章 ヒルは木から落ちてくるのか?
第4章 いざ、解剖だ
第5章 実験材料を確保せよ
第6章 ヒルはどうやって拡がるか
第7章 吸血鬼ヤマビルの正体
文庫版のための増補 鈴鹿山脈におけるヒルの分布、その後―ヤマビルによる土壌の選好性

著者等紹介

樋口大良[ヒグチダイリョウ]
三重県の鈴鹿山麓の農家に生まれる。京都教育大学卒。以後、小学校の教師として子どもが主体を発動する授業のあり方をテーマに、「一人歩きの理科学習」を提唱して、研究実践を積む。2007年に定年で教職を離れて、2011年、子どもたちを自然の中にどっぷりと浸からせてやりたいという強い想いから、子どもヤマビル研究会を設立。子どもたちとヤマビルの生態研究をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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マカロニ マカロン

15
個人の感想です:B+。動物が出てくる本を紹介する読書会で『高野聖』(泉鏡花)を紹介した方が、その中で「動物の生き血を吸うげにおそろしき生き物、山海鼠(ヤマナマコ)」のヤマビルが樹の枝から雨のように降りかかってくる場面が描かれているが、本当にヤマビルは木の上から落ちてきて人間の首筋に吸い付いのか?と思い本書を読んだ。するとタイトル通りヤマビルは木の上には生息していないが2分もあればズボンの裾から首筋まで到達する能力があることが判明。こういった調査を鈴鹿の子どもたちが中心のヤマビル研究会が10年以上続けている2025/01/11

Nao Funasoko

14
ツキイチ程度のライトハイカーを自任するがこれまで一度もヒルにやられたことは無い。というか、それ故にヒルが恐ろしい存在に感じられヒルが多いといわれる山は敬遠し足を運んでいないからだ。 本書によりヒルの実態を理解することができた。想像だけでヒルを嫌いこれまで敬遠していた未踏コースもこれからは候補にいれていこう。 それにしてもスゴイなヒル研の子どもたち。年度ごとに研究員が入れ替わっても脈々と研究が受け継がれていく様にアッパレだった。2024/08/28

ぬらりひょん

7
とてもいい本だった。四日市の少年自然の家での小中学生の研究活動。三重県内でこんな活動をしている子どもたちがいるなんて、ちっとも知らなかった。これぞ「勉強」の真髄ではなかろうか。一応コーディネーター(著者)の大人がいるが、主に子どもたち自身が課題を見つけ、観察し、実験し、研究発表をする。「学校の理科の実験では答えが決まっていて、実際にそうなるかを確かめるだけ」子どもたちは立派な研究者、頼もしい!ヒルは木から落ちてくるという主張を曲げないガンコ爺さんへの対処法まで考える彼らはすごい。2025/03/25

XX

4
三重県の四日市市で小中学生を中心に行われている子どもヤマビル研究会の記録。この研究会は駆除を目的とするのではなく、ヤマビルの生態を研究することで自然のしくみを理解する/身近な自然を観察し解き明かすことで将来科学者を志す子を育てる目的で行われている。確かにタイトルにある俗説を覆す結果となる実験の顛末など、将来の科学者のタマゴたちの成長を見るようで刺激的でとても面白かった。虫や環形動物が苦手な私は口絵が鮮明なカラー写真だったら読めなかったと思うので、すべて白黒写真だったのは本当に良かった。2025/05/02

みーまりぽん

3
文庫版を見つけて、増補部分のみ追加読み2025/05/14

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