ヤマケイ文庫<br> 秘境釣行記

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ヤマケイ文庫
秘境釣行記

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  • サイズ 文庫判/ページ数 344p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784635050043
  • NDC分類 787.1
  • Cコード C0195

出版社内容情報

アウトドア文学の名著・今野三部作がここに完結!

大イワナの掴み取り、ヘビに喰らいつくマスの大群
暗闇にひそむヒグマ、巨大魚と人馬の闘い
ここでは、魚も獣も人も、死と背中合わせに生きている。

古典的名作が手に取りやすくなったことを祝福したい。
服部文祥氏、賞賛!


「激しさと穏やかさが、さも当然といった風に共存する山の姿を垣間見て、私は心の殻がはがれて、それがむき出しになるような戦慄(おののき)を感じていた。川の流ればかりではない。ここでは、魚も獣も人も、死と背中合わせに生きている。ちょっとした油断、そして恐らくは抗いようのない偶然が、それらの生を死へとすり替えてしまうのだ。」(本文より)

濃霧の中の山越え、沢を走る鉄砲水の恐怖、掴み取りできるほど大量のイワナ、一日で百匹を超すヤマベ釣り、暗闇にひそむヘビ・タカ・ヒグマ、目の前で宙を飛び滝壺に消えていった巨大イワナの勇姿――かつて北の奥地にあった圧倒的な自然を描き、「喰う・喰われる」の掟に従ってひしめきあう生命に心が震える。
解説/服部文祥

内容説明

濃霧の山越え、沢を走る鉄砲水の恐怖、掴み取りできるほど大量のイワナ、一日で百匹を超すヤマベ釣り、暗闇にひそむヘビやヒグマ、目の前で宙を飛び滝壷に消えていった巨大イワナの勇姿―かつて北の奥地にあった圧倒的な自然を描き、「喰う・喰われる」の掟に従ってひしめきあう生命に心が震える。

目次

1 母なる川よ(染退川へ;無言の教え;行く人、来る人;自然の戦い;ふたたび東の川へ;鱒の群れ;大きなヤマベ;ペンケホカイ;大水;迷い人)
2 奥地へ(悪夢;三叉へ;岩上の危機;濃霧の山越え)
3 燃ゆる渓(他流試合;巨大魚;渓流に帰る;雨の徳富川;黄金川)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Shoji

27
北海道の秘境での渓流釣の紀行物語です。時代は昭和、しかも戦前。今では想像もつかないレベルの大自然の中で、小屋掛けをして釣りをする。水面が曲面を作って盛り上がる程の魚影の濃さだ。その脇では熊が一心に魚を食らう。釣れる魚の数も大きさも考えられないスケールだ。自然の摂理の中では人間の経済活動なんて、ちっぽけなものだとさえ思えた。自然観を考えるうえで教科書になりそうな一冊でした。2025/04/15

読書熊

2
かつて北海道にあった荒々しい自然2025/04/23

さんま

1
久しぶりに再読。以前読んだ時は釣りを始める前だったため釣りをするようになった今の方がより凄さがわかり楽しめた。同じ著者の羆吼ゆる山の清水沢造が登場したり、当時の北海道の魚影の濃さが感じられて改めて昔の日高周辺はすごいところだと感じた。 2025/03/28

tbtmtk

0
釣りなどほぼ経験のない自分が読んでこれだけおもしろいのだから、釣り好きが読んだらたまらないのではないか。 著者をはじめ、出てくる人たちの釣りの腕前が凄いのと、釣れる魚がちょっと想像できないくらいの大きさで圧倒されてしまった。 服部文祥氏の解説にもあるように、記憶の誇張なのではないかと疑ってしまうくらいだ。 でも、あとがきを読んで、本当の自然があった100年ほど前の北海道には、確かにこんな人たちがいて、生き物と共存していたのだと、畏敬の念を抱き、納得した。2025/05/01

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