内容説明
「自然と人間の関わり」を生涯のテーマとしてマンガを描き続けた巨匠、矢口高雄。なかでも釣りを題材にした作品群には圧倒的な支持がある。本書はその初期名作である『岩魚の帰る日』と、『釣りキチ三平』に並ぶ代表作である『釣りバカたち』のなかからとくに人気の高い「イワナ酒」「チライ・アパッポ」「Yのイニシャル」ほかイワナ、ヤマメを対象とした全13話を収録。大人が楽しめる極上の釣りマンガ集だ。
著者等紹介
矢口高雄[ヤグチタカオ]
1939年秋田県雄勝郡西成瀬村(現・横手市)生まれ。高校卒業後、十二年間の銀行員生活を経て、三十歳で上京。漫画家としてデビューする。1974年『釣りキチ三平』『幻の怪蛇バチヘビ』により講談社出版文化賞児童まんが部門賞、1976年『マタギ』により第五回日本漫画家協会賞大賞を受賞。2020年11月、膵臓がんにより死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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