目次
1 コケの基本(コケってふしぎ!;コケの季節はいつですか? ほか)
2 ツンツン蘇類(蘚類)
3 しっとり苔類+ツノゴケ類(苔類)
4 コケの道案内(コケのいる場所;地図や地形図で探す ほか)
著者等紹介
田中美穂[タナカミホ]
1972年岡山県倉敷市生まれ。同市内の古本屋「蟲文庫」店主。岡山コケの会、日本蘚苔類学会員
伊沢正名[イザワマサナ]
1950年、茨城県生まれ。元自然(菌類・隠花植物)写真家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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みかんAA
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きらきらとわくわくが詰まった宝箱みたいな本。ときめく〜と題されているのはなるほどなぁ!と思った。コケってこんなに色んな色や形があったんだ!と感心して、コケ分野でもやっぱり牧野博士いるんや!!と感心して、最後の地図別子銅山!!?で驚いた。行ったことがあるので、そうか、あんなところがコケの元気な地なのか…と思った。冒頭でコケ触ってみようとあったので、やってみたい!と思ったが、最後に紹介されていた「近くにある」「似てる」ものの中には触るの宜しくないのでは…?小さな世界に触れる余裕のある生活を目指したい…!!2023/09/09
ビシャカナ
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苔の種類ごとの解説のみならず、苔を見つけるための勘所やヒントも解説、湿度が安定して高く適度な日光があたる人の管理が届く遊歩道は好条件。逆に暗い森の中や深い谷底にはほとんど生えない。地形図を見て渓谷や水辺を目星にするのも観察テクニック。著者のコラムもあり読み物としても面白い。なにより著者の苔は図鑑と比べても、すぐに見分けがつくものでもない。それでも名前が分かる度に視界がひらけ、日々が少し楽しくなるもの。コケのことを知りたいと思ったらあせらず、苔は逃げないから。2022/06/04
Tomo★
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シモフリゴケが、気に入りました。葉の先が無色透明なのが、美しいです。2021/11/10
kaz
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山と溪谷社の「ときめく」シリーズ。いろいろなこけが紹介されていて面白いが、実際の大きさがわかりにくいせいか、期待したほどときめかなかった。図書館の内容紹介は『身近なものから、ちょっと珍しい種類まで、ふしぎで多様なコケ106種を、写真やデータ、10~20倍のルーペで覗いたときに確認できる特徴などを交えて解説。コケの基本やコケのいる場所も紹介する』。 2021/10/22