内容説明
人間のエゴに翻弄されてもなお輝く動物たちの生命力。すべての命の尊さを問う手塚漫画の動物名作選!
著者等紹介
手塚治虫[テズカオサム]
本名、手塚治。1928年11月3日、大阪府豊中市に3人兄弟の長男として生まれ、兵庫県宝塚市で青年期まで過ごす。大阪大学医学専門部を卒業して医者になるものの、漫画家およびアニメーション作家の道を選ぶ。1946年1月に「マアチャンの日記帳」(『少国民新聞』、現在の『毎日小学生新聞』)で漫画家デビュー。また、多数のアニメーション制作を手がけ、日本のアニメーション文化の礎を築いた。1989年2月9日胃癌の為、亡くなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
アポトキシン
34
人間と動物は今後どうやって共生していくべきなのか、深く考えさせられた。当たり前の事だが、人間と動物は言葉を交わせない。更に多くの人間は、自分達は他の動物よりも偉い存在だと勘違いしている。私自身も勘違いしている側の人間だったが、『ロロの旅路』のベンや、『ころすけの橋』の少年のように、動物に対して対等な目線でいたわりの心をもって接すれば、もしかしたら動物たちから見た人間の印象も変わるかもしれないと思った。そして、まずは動物だけではなく、人間同士が思いやりを持たなければ始まらないと思った。2026/02/13
スリカータ
22
手塚治虫さんが描く動物は愛らしく躍動感があって好き。期待を込めて丁寧に読んだ。初っ端から切なく哀しい話。ブラックジャック以外は初めて読むストーリーだったが、心に沁みる。改めて、人間と動物との関係について考えさせるものばかりだった。甘々ではなく厳しさも。さすが漫画界のカリスマです。2021/05/21
しばこ
14
切ない。 ヒトが地球上で一番エラいという無意識な考えの中で振り回される動物たち。失ってみてから大切さを説いても手遅れというのを散々経験してきたのに、繰り返される悲劇。そんな中、ヒトと動物が心通わせるひと時に感情移入してしまい救われたり涙したりもするのだろう。表紙の、レオではない白いライオンが象徴的。2021/06/15
ムーミン2号
11
表紙のライオンは『ジャングル大帝』のレオではない。この白いライオンの表情が、このアンソロジーの内容をすべて物語っている。この白ライオン・ルナルナは、体が白いがゆえに動物園では人々の目にさらされた末に、こんな表情になっているのだ。本アンソロジーにはそんな動物たちが登場する。手塚作品でカワイイ、面白い、楽しい動物のアンソロジーなら造作なく作れようが、そうでない、真逆の作品ばかりを集めた本書は、そういう意味で際立っている。ただし、読み通すにはそれなりの覚悟も要る。後味も決してよろしくはない。2021/02/26
こばゆみ
9
手塚治虫作品の中で、動物が描かれた話を集めた作品集。いやー…命を大切にしようと訴えかけてくるもの、人間のエゴを痛感させられるもの、霊とか祟りとか不思議な力が描かれたもの、内容が本当に多岐に渡っていて面白かった!そしてやっぱりわたしはブラックジャックが一番好きだわー2021/03/19
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